「姉さんが心配」やっと養母と離れたのにわずか1年で戻ることに＜親に捨てられたおばあちゃん＞

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。6歳で父親が急死した後、母親に見放され、叔父の養女にされたキヨさん。数年後に叔父が亡くなると、養母の暴言＆嫌がらせが始まり、ずっと虐げられ続けてきました。19歳になったキヨさんは、知り合いから工場の就職先を紹介され、養母に行く許可をもらいました。自分が家を出たら姉の仕事の負担が増えることが心配でしたが、一刻も早く家を出たかったのです。

キヨさんは後ろ髪を引かれる思いで姉と別れ、愛知県・知多半島にある紡績工場で働き始めました。するとその工場で、同じ小学校で同級生だった女性に再会。その女性は、転校したばかりでクラスになじめなかったキヨさんを救ってくれた恩人でした。しかし、その喜びもつかの間。姉から手紙が届くようになったのです。

手紙には家の様子が書かれていて……。

喜びより罪悪感のほうが大きくて

こんにちはゆっぺです。

姉の手紙には、キヨがいなくなってからの家の様子が書かれていました。

姉はひとりで家事と農作業をやらされ、つらそうでした。

何度も手紙を受け取り、姉のことが心配になったキヨは、わずか1年で家に戻ることに。

家を出た喜びよりも、姉に対する罪悪感のほうが大きくなってしまったのです。

ようやく養母の元から離れることができたのに、また戻ることになったキヨ。

しかし、外の世界を知ったキヨは、前より強くなっていました。

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キヨさんは養母につらく当たられる生活の中で、姉一家にずっと助けられ、支えられてきました。だからこそ、その姉がつらい思いをしているのを、知らない振りはできなかったのでしょう。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者：マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

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