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促進剤の追加により余裕だった表情が一変!猛烈な痛みに襲われることになって<無痛分娩と産院グルメ>

  • 2024.3.20

2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。

そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。

そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。

すぐに助産師さんが駆けつけてくれて、先生が内診を開始。先生は「無痛の準備しようか!」と言うと、さっそく腰に注射を打ちました。麻酔が効くまでの間、痛みに悶える白井さんでしたが、麻酔が効くと余裕の表情を見せるように。そんな中、1人の助産学生が出産の立ち会いをおこなうことが決定。学生はあいさつをしたあと、白井さんのサポートをしてくれたのでした。

痛みなんて圧倒的無力と思っていたけれど…?

※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。

おやつも完食し、余裕の表情を見せる白井さん。

すると、そこへ先生がやってきました。

「うん、白井さん。促進剤追加しよっか」

「オッケーです!」

このときまでは余裕で構えていたのですが、

いざ追加されると、状況が一変!

ズゥゥンとした痛みに悶え始めてしまったのです。

そんな痛みに苦しむ白井さんの姿を見た学生は、

ゆっくりを呼吸するように促します。

「呼吸とってもじょうずですよ。

あと少し一緒にがんばりましょう」

さらに、柔らかな表情でやさしい言葉を

かけてくれたのでした。

「促進剤なんて圧倒的無力!」と最初は余裕な態度を見せていましたが、追加されるとすぐに痛みで悶えてしまった白井さん。そんな痛みでもがき苦しむ姿を目すると、学生はやさしく微笑みかけ、「一緒に頑張りましょう!」と希望の手を差し伸べていました。白井さんは心の中で「舞子ーーー!」と叫んでいましたが、とってもうれしかったと思います。つらいときほど、こういうやさしい声かけが心に染みたりしますよね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま

2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。

ベビーカレンダー編集部

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