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ゴルフならではのおしゃれを楽しみたいけど…やっぱり重要な最新ドレスコード事情!

  • 2023.10.18

こんにちは。ハウスキャディ歴●年のB子です。10月に入り、夏のあの暑さが嘘のように和らぎました。いよいよ、ゴルフシーズン到来です。私が勤めるゴルフ場も、連日たくさんのお客様にご来場いただいています。

さて、先日キャディをさせていただいたお客様。スタート時は空気が冷たく上着を着ていたので気が付かなかったのですが、途中暖かくなってきて上着を脱いだら…なんと、中は白いミニスカートのノンスリーブワンピース。小雨が降れば透けてしまいそうな……いや、既に若干透けている服に、他のお客様達も目のやり場に困る! お客様、ちゃんとドレスコード、確認してきましたか?

◆ゴルフ場の「ドレスコード」はなぜ必要?

多くのゴルファーの方が考えるゴルフウェアといえば、ポロシャツにスラックスかスカート。襟の無いものや、ジーンズは禁止…といったことでしょうか。結婚式などでよくある「ドレスコード」。フォーマルな服装で…とか、セミフォーマルで…といったように服装を指定するものですが、そういったドレスコードを設けているゴルフ場は未だに少なくありません。元々は、貴族の社交の場。ルールよりも、エチケットやマナーといったものに重きを置くゴルフならではと言えます。

厳しいものでは、来場時、プレー中、クラブハウス内など、同じゴルフ場の中でさえ場所や状況によって細かく決められています。例えば、来場時はブレザーやジャケットを着用し革靴は必須。半ズボンやブルゾン、ジャンパー類の上着は禁止。プレー中であれば、半ズボンの着用はOKでも、ハイソックスを着用すること。ラウンド中に着用していたビニール生地の上着等は、クラブハウスに戻る際には脱ぐなど。
ジーンズだけでなく、カーゴパンツ、ホットパンツ、ミニスカート、スパッツ、レギンスなども禁止にしているゴルフ場もあります。スポーツ系のインナーを禁止していたり、迷彩柄や極彩色といった柄について禁じている所もありますね。

忘れがちでありながら、実は重要なのがクラブハウス内の服装。ラウンド中の服装は問題ないのに、来場時やお風呂上りにジーンズだったり、タンクトップだったり、サンダルだったりする方、結構いらっしゃいますが、それを良しとしないゴルフ場はまだまだ多いです。ゴルフ場が禁止していなくても、年配のゴルファーさんにはいい顔をされないかもしれません。

◆ゴルフメーカーの服を選ぶメリットとデメリット

ゴルフウェア選びで迷ったら、ゴルフショップに行ってゴルフメーカーのものを買っておけば大丈夫。そんな風に言われているのを耳にすることがあります。来場されるお客様を見ていても、ゴルフメーカーのロゴが入っている服を着ている方が多数。ゴルフメーカーのものはゴルフ専用に作られているので、プレー中の服装として大きく外れることはなく、安心して選べるのかもしれません。

ただ、ゴルフメーカーのものに限ってしまうと、選択肢がかなり絞られてしまいます。先日キャディしたお客様達は、偶然にも全員紺のスラックスに白のポロシャツに白の帽子という出で立ち。思わず「部活ですか?」と聞いてしまいました。購入する場所をゴルフショップに限ってしまうと、他の人と被ってしまうことがあります。ゴルフメーカーの物は普段の服に比べて少し高額なため、お手軽な値段で購入できるものとなると、ブランドも限られてしまいがちだからです。

◆ゴルフウェアも多様化の時代

過去には私自身も悩まされていたゴルフウェア選びですが、2013年にファストファッションの代表的存在とも言えるユニクロが、世界的なプロゴルファーであるアダム・スコット選手と契約したことで「ゴルフウェアは高級なもの」というイメージががらりと変わりました。全身ユニクロという方も、今では珍しくありません。

ゴルフ場も、ドレスコードが厳しいところはまだまだありますが、全体的に緩くなってきている印象です。そのため、襟さえあれば、ジーンズでなければ、何でもOKというゴルフ場も増えてきました。ドレスコードそのものが無いゴルフ場もあります。ドレスコードのあるゴルフ場、こだわらないゴルフ場、無いゴルフ場…といったように、ゴルフ場自体がニーズに合わせて多様化してきていると言えます。

ゴルフ場のドレスコードの変化に伴って、お洒落な服やアイテムが増えてきていますね。年齢性別関係なく、ゴルフならではのお洒落を楽しむ方も増えてきました。普段は着ないような明るい配色の服を選ぶ方、ゴルフ雑誌に載っているものを真似する方、ニッカポッカのような伝統的なゴルフウェアを楽しむ方もいらっしゃいます。ハーフターンでお召し替えされる方も、結構いらっしゃいます。朝と日中の気温差が大きいこの時期は、自慢のゴルフウェアをたくさん着ることができる、そんな時期とも言えるかもしれません。

◆キャディのB子 プロフィール

キャディのB子/あるゴルフ場のアルバイトキャディ。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、大学のゴルフサークルに所属。就職活動に失敗し、ハウスキャディのアルバイトをして就職先を探すはずが、キャディが天職と気づく。シャンクが一番の敵。

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