1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 90%のママが検討!? 子どもの勉強を効率化する「リビング学習」の知識

90%のママが検討!? 子どもの勉強を効率化する「リビング学習」の知識

  • 2016.1.11
  • 1853 views

こんにちは。ママライターのあしださきです。

2016年のスタートですね。春になると、進級や入学の季節です。

わが家では、6歳の長男が春から1年生になります。3歳年上の長女とともに2人の小学生のいる生活に突入します。

そこで頭を悩ませるものが……“学習スペース”と“収納”です。

子どもが小学校にあがれば、勉強する場所を決めなくてはなりません。また、子どもの成長とともに増える学用品、ランドセルや教科書、学校からの配布物。

それらを限られた空間にいかに収納して配置するかは非常に難しいのです。

ところで、皆さんは“リビング学習”という言葉を聞いたことがありますか?

文字通り、子どもが就学して毎日の宿題を家で行うようになったときに、従来のように子ども部屋に学習机を置いて、そこで学習するというスタイルではなく家族が集まるリビングで学習をする ということです。

部屋数や子どもの人数の関係上やむを得ず、わが家ではこの“リビング学習”が最適と判断し、長女の入学時から取り入れてきましたが、実はとてもメリットが多いことが分かりました。

そこで今回は“リビング学習”について、そのメリットや収納アイデアなどをご紹介したいと思います。

●“リビング学習”スタイルは大きく分けて2つあります

●(1)ダイニングテーブル型

スペースの問題や購入時期のタイミングなどでリビングに学習用のデスクを置かない場合、ダイニングテーブルを使って学習します。

カリモク家具株式会社が2015年3月に行ったアンケート調査によりますと、“リビング学習”にあたってどの机を利用したかとの質問に、43%がリビングのテーブルを利用していると答えました。

●(2)学習机型

リビングの一角に学習専用の机を置き、そこで学習します。

先出のアンケートでは、28%が学習机を利用しているという結果でした。ちなみにわが家では、姉弟2人分の机をリビングに並べて置いています。

●リビング学習への関心は高まっています

同アンケート調査で、“リビング学習”をお子さまにさせてみたいと思うかという質問に対し、「ぜひさせたい」と「まあさせたい」を合わせて約90% という結果が出ました。

また、させたいと答えた理由については、「目の届く場所で勉強させたい」「家事をしながら見ることができる」などが挙げられています。

実際、“リビング学習”をする娘を見ていて、質問されたらすぐに答えてあげることができること、丸つけや音読のチェックなどがスムーズに行えることが大変良いと思っています。

また、“リビング学習”の満足度に関しても、非常に高い結果が得られていることからも、このスタイルが今の小学生の学習環境のスタンダードになりつつある ことがうかがえます。

●“リビング学習”ならではの悩みもある

調査の結果からダイニングテーブル型、学習机型、それぞれ気になるポイントが違うことも判明しました。

●ダイニングテーブル型のお悩み

・勉強道具をまとめて簡単にお片付けできる収納が欲しい

・ダイニングの椅子だと、背丈にあった良い姿勢で学習できない

・お客様がいらしたときに、リビングの子どもグッズが丸見えになってしまう

●学習机型のお悩み

・他の家具との統一感を考えるのが難しい

・大きいサイズだとリビングのスペースを取りすぎ、部屋が狭くなる

●解決策はそれぞれのお悩みに合わせて

●ダイニングテーブル型

・ランドセル、教科書をひとまとめに収納できるマルチシェルフを活用してスッキリ片付ける。キャスター付きで移動できるものだとなお便利でよい。来客時はさっと移動することも可能

・椅子はお子さまの成長とともに座面の高さ調節ができるチェアを用意 すると、良い姿勢で学習できる

同アンケートでも、「リビング学習」をするにあたり机以外に購入したものは、という質問に対して一番多いものがチェアで、26%でした。

●学習机型

・リビングの家具の素材、色味が同じ学習机を選ぼう。特にダイニングテーブルの素材と合わせる と統一感が出て、まとまったインテリアになる

・机は奥行45cm程度のものを選ぶと圧迫感がなくておすすめ。余計な飾りのないシンプルなものが良い。引き出しなどの収納も同じ材質で合わせて、子どもが成長したら別の場所でも使えるよう、可動式であるとなお良い

・互換性のあるもので統一する。兄弟が増えたりしたときも同じシリーズで合わせられる

----------

いかがでしたか?

“リビング学習”には決まったルールはありません。ご自身の生活スタイルやお子さんの学年、状況に合わせてカスタマイズしていくうち、快適な学習環境になっていくと思います。

長女のときの実体験を踏まえて、「こうしておけばよかった」など思うこともありました。今回はそういう「もっとこうだったら」を解消できるような小さいコツをご紹介しました。

このコラムのアイデアを参考にしていただけたらうれしいなと思っております。

【参考リンク】

・スマイルプロジェクト調査レポート | カリモク家具株式会社(http://www.karimoku.co.jp/gakusyu/smile_report.html)

●ライター/あしださき(元モデル)

の記事をもっとみる