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なかなか子どもを授からず婦人科を受診した結果…【医師監修】|読者『原因を突き詰めるのは辛い』『ちゃんと病院行こ』

  • 2023.10.18
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痛みは何もなく、気にするほどの身体の不調もない。 しかし、婦人科で疾患が見つかった方もなかにはいるようで……。 そこで今回のMOREDOORは「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」を紹介します。

Hさんの場合……

私の場合は、両側卵管水腫でした。 結婚してしばらく経つのに、子どもを授かる気配がなく、婦人科へ行き病気に気づきました。 水っぽいおりものが多いような気はしていましたが、痛みなどの自覚症状はありませんでした。

どんな治療を受けましたか?

卵管造影検査、子宮鏡検査、MRI、子宮のフローラ検査などをしました。 その合間に排卵を起こす注射をしたり、排卵を促す薬を飲んだりしていました。 最終的には体外受精のために、自己注射をしました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

不妊治療は孤独との闘いだと思います。 どんなに頑張っていても、近くにいるパートナーにすべてを理解してもらえない場合もあるでしょう。 たまに、SNSで同じように戦っている方と情報交換などすると心が落ち着きます。 ※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

このエピソードに読者は

『不妊の原因を突き詰めるのは辛いこともあると思います。子どもを授かることができるのは限られた期間なので、やはり早期の病院受診が大事だなと思いました。』 『子どもを授かれない原因はいろいろな病気が隠れている可能性があることを初めて知りました!不妊治療をしている方たちは、周りには分からない悩みもたくさんあるのだろうな。』 『自覚症状があまりなくても、何かしらのある可能性があるし、子どもができにくいのならちゃんと病院に行こうと思いました。』 とさまざまな声が寄せられました。

安心して治療を受けるために……

Hさんは、なかなか子どもを授からないことから婦人科に受診すると原因は「両側卵管水腫」だったと判明しました。 痛みや明らかな身体の異変などの症状を伴わない疾患は気付くことが難しいですよね。 皆さんも、身体に違和感を覚えことはありませんか? ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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