あむちさんの父は、頑固で不器用な性格。あむちさんの中にある父との思い出は、怒られていた記憶ばかり。そのためあむちさんは、「お父さんは、子どもが嫌いなのかな」と思っていました。ある日、出産のために里帰りをしたあむちさんは、「父の子ども嫌いを直したい」「初孫を愛して欲しい」という思いが強くなります。普段、笑った顔を見せない父が、初孫を前に優しく笑う瞬間は訪れるのでしょうか?「不器用な父の愛のカタチ」第1話スタートです。
登場人物
第1話:初めての里帰り出産
産後の発言にもモヤモヤ
仕事一筋で頑固な父からは、怒られた記憶しかなかったあむちさん。案の定、里帰り出産のために実家へ帰省しても、口論になるばかり。里帰りをしたことを後悔し始めたあむちさんでした。
無事に出産を終えたときも、実父から「出産、そんなに大変じゃなかったみたいで」と連絡がきて「大変でしたが!?」とイラっとしたそう。実の親子だからこそ、ちょっとした発言でも「なぜ理解してくれないの」と感じてイライラしてしまうこともあるのかもしれませんね。
生まれてくる赤ちゃんはママとパパにとってだけでなく、親族みんなにとっての家族。みんなに明るく受け入れてほしいという思いを持つあまり、大丈夫だろうかと不安になることもあるでしょう。祖父母にとっても初孫ならば、おじいちゃん・おばあちゃんになるのも初めてのこと。最初から完璧を求めず、じっくりと距離感や関わり方を探っていけるといいですね。
著者:ママリ編集部