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「よし、無痛の準備しようか!」その言葉を聞いた瞬間、顔が引きつって!?<無痛分娩と産院グルメ>

  • 2024.3.22
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2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。

そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。

そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。

ナースコールを押すと、すぐに助産師さんが駆けつけてくれて…

※学生実習を受け入れている産院では、学生の立ち会いを依頼されることがありますが、立ち会いの拒否、受け入れ後の拒否をしても問題ありません。拒否した場合でも、その後のケア等に影響が及ぶことはありません。

「白井さん大丈夫……?」

「痛いっす」

先生に内診をしてもらうと、

子宮口が4cm開いていることが判明!

「無痛の準備しようか!」

先生の言葉に思わず表情が硬くなる白井さん。

注射を打ってから麻酔が利くまでの30分ほどの間、

つらい痛みに必死で耐えていると、

ドアをノックする音が聞こえました。

「ご相談なんですが……。

学生を立ち合わせていただけないでしょうか?」

「どうかしら?」

「いいですよ」

本音は嫌だったものの、女性スタッフの圧に負けてしまい、

助産学生の立ち合いを許可することに。

そして、麻酔注射を打ってから30分が経過――。

(じぇ~んじぇん痛くな~い☆)

麻酔の効果に感激していると、

1人の学生が入ってきました。

「この度立ち会いをすることになりました。

新舞子です」

かわいらしい助産学生を目の前にして、

顔をほころばせる白井さん。

「白井さん、あの……おやつ食べられそうですか?」

その言葉を聞いた瞬間、余裕の笑みを浮かべ、

すぐに「食べる!」と頷いたのでした。

地獄のような痛みに苦しんでいた白井さん。麻酔によって痛みから解放されたようでよかったです。また、学生の立ち合いについて聞かれたとき、女性スタッフの圧に負けてしまい、思わず「いいですよ」と言ってしまったようですが、注釈にも記載の通り、出産をするママ側に拒否権はありますのでご安心ください。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま

2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。

ベビーカレンダー編集部

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