［４８］平等じゃない？ずるい！？理不尽すぎる言い分に唖然として言葉が出ない。学童でトラブルに巻き込まれた話｜赤井ふみのまっかな日常

メモ帳を盗まれたうえに破られてしまうという学童で起こった事件は、一応は折り合いをつけて娘ちゃんは以前のように学童通いを楽しんでいるように見えていましたが、ある日、赤井ふみさんが何気なく学童の話題をふると突然ボロボロと泣き出してしまった娘ちゃん。これはただ事ではないと思ったのでした。

ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話４８

楽しく学童に通っていると思っていたのに、突然泣き出した娘ちゃんにドキリとした赤井ふみさんです。
「あのね・・・ナエコちゃんがさ・・・」
声を詰まらせる娘ちゃんに、赤井ふみさんは優しく声を掛けました。

「落ち着いて話せそうなときになったら聞かせてね。」
「大丈夫。今話せる。聞いてくれる？」
そう言って娘ちゃんはポツポツ話はじめました。

娘ちゃんの話によると・・・

先日、娘ちゃんが学童でナエコさんに声をかけられたそうです。
「ね、赤井さん
ちょっと聞きたい事があるねん。あっちで話そ？」

そう言われ、人気の少ない廊下のはしっこに移動したそうです。
「どーしたのぉー？」
いつものように明るく声をかけた娘ちゃんに、ナエコさんは・・・

「・・・あのさぁ」
「あんた学童からいいもの貰ったんやろ？
ひとりだけいい目にあって平等じゃない！ずるいで！」

ビリビリに破かれてしまった娘ちゃんのメモ帳のかわりにともらった、あの数年前の祭りで参加賞として配布したメモ・・・のこと？

ナエコさんはスラスラと当然のように娘ちゃんに言いました。
「ナエコだってさーあの時あんたのこと助けたとこあるねんから、それもらってもええんちゃうん？
そもそもさぁ～、あんたが学童に関係ない物もってきて勝手に騒いだことじゃん
あんたが一番悪いんやで？」
あまりにひどい内容に青くなり、何も言えない娘ちゃんなのでした。

［４９］につづきます。

赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。

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え？ええ！？ナエコさんの話の道理が全く理解できず驚くばかりです。
［ママ広場編集部］