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顔のたるみが止まらない!40・50代が見直すべきスキンケア

  • 2023.10.17

40・50代になると、年々肌のハリ感が失われ、たるみやすくなっていきます。

年齢を重ねるため、ある程度の肌変化は仕方がないとしても、普段のスキンケアがたるみを招いている場合もあります。

肌育美容家の筆者が、「たるみを招くNGスキンケア」と「たるみ改善に導く方法」をご紹介します。

■「たるみ」の原因はさまざま

若い頃は顔に求心力があったのに、40・50代になると一つ一つのパーツがはなれて見えてしまうのは、加齢からくる「たるみ」が主な原因として考えられます。

ですが、ひとくちに「たるみ」といっても、たくさんの要因があります。紫外線による弾力不足、表情筋の筋力低下、エイジング用の美容成分が補えていないなど。

加えて、間違ったスキンケアがたるみを助長してしまうこともあるので、チェックしていきましょう。

■たるみを招く「うっかりスキンケア」3つ

(1)日焼け止めの塗り忘れ

今日は外出しないからと、日焼け止めを塗らない日はありませんか? しかし、生活紫外線と呼ばれる「UV-A」は、窓やカーテンを通り抜けます。

UV-Aは、皮膚の真皮に存在する「コラーゲン」や「エラスチン」を壊し、これが光老化の原因につながる場合があります。ハリ不足弾力不足を招き、顔全体がたるんだ印象になってしまいます。

対策方法

メイクをしない日や室内にいる日でも、スキンケアの最後には必ず日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めのキシキシ感が気になる場合は、UV効果のあるBBクリームや化粧下地などを上手に取り入れてみてください。

アイテムを選ぶ基準は、UV-Aを防ぐ効果を示す「PA」の部分に注目。防御力が一番高いのは、「+」マークが4つ付いているものです。

(2)やりすぎマッサージ

たるみが気になり始めると、どうしても顔のマッサージをしたくなりますよね。ただ、そのマッサージを過度に行うと、かえって悪影響が出てしまうことがあります。

例えば、マッサージ用クリームの量が足りていないと、皮膚に摩擦を与えかねません。また、長時間肌を触っている筋肉の位置を把握できていないなどにより、繊細な「表情筋」を傷めてしまう場合もあるでしょう。

セルフマッサージは、つい強く引っ張ったり力を入れすぎたりしやすいので、毎日行わず、肌の調子を見ながら行ってください。

対策方法

プロにお任せすることが最善策なので、美容カウンターなどでカウンセリングをしてもらい、自分にあった方法を確認してください。

もし、ご自分でマッサージをする際は、クレンジング剤、乳液、保湿ジェルなどではなく、できれば専用のマッサージクリームを使いましょう。

また、頭皮の筋肉をやさしくマッサージするだけでも、顔のたるみ改善につながります。シャンプーやトリートメント中、湯船に浸かっている時間などに行ってみてください。

(3)長年、同じスキンケア製品を使い続けている

以外と多いのが、20〜30代の頃と同じスキンケア製品を使い続けているという人。若い頃とは肌状態が変わっているので、水分や油分が少なすぎたり、ハリや弾力を与える美容成分が足りていない場合があります。

肌悩みにあったスキンケア製品に変えたり、美容液を加えたりするなど、年齢に応じた対策が必要です。

対策方法

ハリ感を与える美容成分が入ったスキンケア製品を加えてみましょう。毛穴たるみには「ビタミンC誘導体」、保湿不足やたるみには「セラミド」、全体的にふっくら感が足りない時には「レチノール」などがおすすめです。

エイジングケアにぴったりな美容液を一品加えるだけでも、実感が変わってくるはずです。

毎日行っているスキンケアが「たるみ」を招いていたら、もったいないですよね。NG習慣を見直して、若々しい印象づくりを目指しましょう。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

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