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韓国Kリーグ、アマチュア女子6人制大会「K-WIN CUP」開催 1・2部全チーム参加、水原三星が2連覇

  • 2023.10.17

韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が主催し、Blade Creative、提川市、リンティ、東遠泉水(ドンウォン・センムル)が後援、文化体育観光部と国民体育振興公団が財政支援した「2023 Kリーグクイーンカップ(K-WIN CUP)」が、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスの優勝で幕を閉じた。

10月14日から15日にかけて、堤川(チェチョン)サッカーセンターで開催された「Kリーグクイーンカップ」には、Kリーグ1・2部全25チームがそれぞれ選手を選抜したのアマチュア女子サッカーチーム計420人近くが参加した。

大会初日の14日は各組5チームずつに分かれてのグループステージを行い、翌15日には各グループの同順位同士による順位別トーナメントを行った。

1位グループトーナメントにはソウルイーランドFC、忠南牙山(チュンナム・アサン)FC、水原三星、済州(チェジュ)ユナイテッド、大田(テジョン)ハナシチズンが進出したなか、水原三星が忠南牙山を4-1、ソウルイーランドを2-0で下し、大田は済州に1-0で勝利して決勝に進んだ。

昨年に続き今年も決勝で相まみえた両チームは、激しい試合の末、水原三星がキム・ヒョンソンのハットトリックで3-0と勝利した。これで水原三星は「Kリーグクイーンカップ」2連覇の快挙を達成した。

水原三星
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)2連覇を達成した水原三星

優勝した水原三星と準優勝の大田には、それぞれトロフィーと副賞のアディダス公認球が贈られた。フェアプレー賞は大会初参加の金浦(キムポ)FCが受賞した。

個人表彰では、大会全体MVPに水原三星のイ・セビンが輝き、11ゴールを記録した水原三星のキム・ヒョンソンが最多得点賞を受賞した。

このほかにも、グループ別のMVPでは2位グループはファン・セムイ(FC安養)、3位グループはキム・ジヨン(安山グリナース)、4位グループはキム・ソヒョン(富川FC 1995)、5位グループはチョ・ミニョン(全南ドラゴンズ)が受賞した。全MVPにはそれぞれトロフィーと所定の賞金が支給された。

大会参加者の集合写真
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)大会参加者の集合写真

なお、今年で13回目を迎えた「Kリーグクイーンカップ」は、連盟が女子サッカーの底辺拡大とスポーツ文化活性化のために2010年から開催している。

当初は女子大学生のサークルによるサッカー大会だったが、昨年からKリーグ各クラブと連携した女子フットサル大会に改編。そして今年、さらに新しく改変され、6人制のミニサッカー大会へと生まれ変わった。

このほかにも、「Kリーグクイーンカップ」はすべての参加チームを対象に練習支援金、移動や宿泊支援などの便宜提供はもちろん、レクリエーション行事を通じて参加選手間の親睦を図り、すべての参加チームが早期脱落することなく、最後まで一人ひとりが大会を楽しめる試合方式などで好評を得て、成功裏に大会を終えた。

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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