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「おでん」を食べ始めたのは何月?都道府県別「おでん前線」結果発表 最も早い地域は「8月初旬」

  • 2023.10.17
今年はもう「おでん」食べた?
今年はもう「おでん」食べた?

紀文食品(東京都中央区)が、「鍋料理」や「おでん」に関する調査結果やトピックスをまとめた「紀文・鍋白書」2023年版を発表。「47都道府県 家庭の鍋料理調査2023」より、おでんの食べ始めを知らせる「おでん前線」を発表しました。

関西地方は比較的早め?

調査は2023年7月28日から8月4日にかけ、20代~50代以上の既婚女性を対象に、インターネットリサーチで実施。各都道府県100人(各20代25人、30代25人、40代25人、50代以上25人)、計4700人から有効回答を得ています。

全回答者のうち「昨年(2022年)おでんを食べた」と答えた2293人を対象に、「最初におでんを食べ始めた時期(2022年8月〜2023年2月までの期間)」について選択式で聴取。「おでん前線」の定義は、選択肢の中から複数人の回答が見られた一番早い時期を、「昨年の秋冬ごろで最初におでんが食べ始められた時期」としています。

調査の結果、昨年「おでん前線」の通過が最も早かったのは「8月初旬」。秋田県、新潟県、埼玉県、三重県などを通過しています。

9月初旬になると、夏が過ぎ、秋の訪れを感じやすい北に位置する北海道と、標高の高い長野県で「おでん前線」が通過。徐々に秋が深まる9月中旬から下旬にかけては、8月初旬に通過した地域に接続するエリアで「おでん前線」が出現し、10月初旬からは、一気に列島を通過する形となりました。

エリア別に見ていくと、関東甲信地方では、「おでん前線」は埼玉県から始まり、長野県から東京都や群馬県へ飛び、その後、他の県へ波及。東北地方では秋田県から始まり、奥羽山脈を越えた岩手県に向かう形に。

関西地方は「おでん前線」が比較的早く、8月中旬の大阪府を皮切りに、京都府、和歌山県、四国の関西圏よりの県へと出現し始めました。

10月初旬になると、おでんはいよいよ日本列島で“最盛期”に。気温がぐっと冷えてくる10月中旬以降には、東北の南部や茨城県、広島県、沖縄県で「おでん前線」が通過する結果となっています。

オトナンサー編集部

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