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イギリスの道端でクレーマーに遭遇?→私はどうしたらよかったの…【仰天のイギリス生活(8)】

  • 2023.10.16

<イギリスの道端でクレーマーに遭遇?→私はどうしたらよかったの…>仰天のイギリス生活[#8]

イギリス人といえば「古い物が好きで、暗い霧の中で寡黙に暮らす人々」という、とんでもなく偏ったイメージを持っていた私。

ところが実際には意外におしゃべりで、見知らぬ人にもガンガン話しかけるんです!
それもだいぶストレートな物言いで、ときには皮肉まで効いているので、慣れない頃はよく驚いていました。

こちらに来てまだ間もない頃、友人と会うので少しおめかしをして歩いていたのですが…。

向かいから上品なご年配のレディーがやって来て、立ち止まったと思ったら、なんと私に向かって「ベリーナイス」と言ってくれたのです。

イギリスでは普段から服装や髪型など、お互いの身なりを褒め合うので、私も見習って知人や友人には声をかけるようになりましたが、このように見ず知らずの人に褒められたのは初めてのこと。

このレディーはそのあともしばらく立ち止まったままニコニコしており、そのあまりのストレートさに、気恥ずかしさでいっぱいになりました。

また、イギリス人は日本人と同じく列にはきちんと並ぶ方ですが、トイレ、バス、買い物の会計時など、とにかく隙あらば話しかけてきます。

ある日などは電動自転車に乗って信号待ちをしていたら、山高帽の老紳士に突然、「バッテリーがついてるなんて、フェイク(ズル)じゃないか」と顔色ひとつ変えずに言われ、苦笑しました。

信号が青になると、まるでなにごともなかったかのように、悠然と横断歩道を渡る老紳士。
これもイギリス人お得意の、ブラックユーモアだったのでしょうか?!

ラテン系の明るさなどとは別物ですが、少なくとも日本で抱いていた「眉間にシワを寄せた英国紳士」という暗い像は、まったくもってひどい偏見だったと、いまでは反省しています。

次回は、紳士の国と言われるイギリスで、学生にかけられた信じられない言葉については下の関連記事からチェック!

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