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【大人の台北グルメ旅】 食べて元気に! 台湾に行くなら押さえておきたい名店ツアーガイド

  • 2023.10.17
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東京から3時間半で行ける、海外はこんなにも楽しい! 今回は、モデル・kazumiさんと一緒に台北を巡り、地元で今話題のお店から、大人がゆっくり食べられる上品なお店まで、おいしい名店をご紹介します。台湾にいる気分に浸って旅気分を存分に味わってくださいね。

台北を訪れるのは…kazimiさん

モデル。いつもは台北に住む友人のエスコートで巡ることが多いそう。「台北といえば、やっぱり食事! たくさん食べて癒やされたいと思います」(kazumiさん)

#01 天天利美食坊

地元民も観光客も訪れる、大人気店。ごはんの上にごろごろのお肉のルーローと目玉焼きが乗ったシンプルなメニューですが、一口食べて広がる風味に感動! 日本人が食べやすい、醤油ベースに煮込まれたお肉と香辛料の風味もなにもかもがちょうどいい。kazumiさんがこの味のファンになるのも納得です。

目玉焼き付きルーロー飯・小(50元)。サイドメニューは牡蠣のオムレツのような「鷄蛋蚵仔煎」(70元)をはじめとする定番料理を選択。これだけ食べても250元という驚きの価格!

天天利美食坊

台北市萬華區漢中街32巷1號
10 : 30~22 : 30
月曜休

#02 圓苑

台北を代表するホテルのひとつで、お祝いや大切な記念日の食事会に選ばれるという、地元民にとって憧れのお店。中国の浙江省からきた浙江料理や、台湾料理を食べることができます。やや甘くて辛さ控えめな味付けなので、日本人でも食べやすいメニューばかり。ホテルでのランチとはいえ、金額は良心的なのでぜひ訪れてほしい名店です。

川魚の煮つけやスペアリブ。絶品料理の数々が続きます!

小豆の蒸しカステラ「 紅豆鬆糕 」(200元)。秘蔵レシピにつき、作れるシェフはこの世に数名しかいないという、この店を代表するメニュー。「もっちりしてほろりとして……、説明が難しいけど、すごいおいしい!」とkazumiさんも初めての味に出合えた様子。

圓苑

台北市中山區中山北路四段1號1樓
11 : 30~14 : 00、17 : 30~21 : 00
無休

#03 富錦樹台菜香檳 at Fujin Tree

米軍兵の移住地域でもあった富錦街をトレンドエリアへと昇華させた、オーナー夫妻が営むお店。「シャンパンに合う台湾ごはん」をテーマに、台湾産の水連と樹子を使った炒め物(520元)や、パクチーソースのゆで鶏(620元)など、伝統を活かした創作台湾料理を味わうことができます。

旅行中に必ず1回は食べてほしい「ハエの頭のような炒め物」が名称の由来となっている、台湾の定番料理「蒼蠅頭」(520元)。
ひき肉と青菜の炒めもので(ハエはもちろん入ってません!)、圧倒的なおいしさに取材チームも感動しっぱなし。東京・日本橋にも出店しているので、気になる方はまずはそちらへ。

富錦樹台菜香檳 at Fujin Tree

台北市松山區敦化北路199巷17號1樓
12:00~15:00、17:00~22:00(土日祝は12:00~22:00)
無休

#04 宣牛溫體牛肉火鍋

台南出身の店主が「台南牛のおいしさを広めたい」とオープンした牛肉専門店。台北では冷凍肉を扱う店がほとんどのなか、新鮮な国産牛を扱う数少ないお店です。鍋のだしは牛骨や野菜、フルーツを丁寧に煮込んだもので、そのまま飲めてしまうほどのおいしさ。素材の味を感じる洗練された味わいです。鍋コースは炒めものもついて2人前~(1,590元)。

生肉を取り皿によそい、鍋のだしをかけてサッと火入れ。ややレアのままいただけるのは、新鮮だからこそできる食べ方。

自分で調合できるタレもあるので、味変しながら食べ進めたい。

宣牛溫體牛肉火鍋
台北市中山區復興北路292號
12:00~14:00、17:30~翌1:00
月曜休

#05 雙月食品

連日行列をつくる、ビルグルマンに輝いた、地鶏スープのお店。添加物不使用にこだわり、しょうがやクコの実などの薬膳の材料とともに煮込んだ地鶏スープは、やさしいのにとても奥深い味。だしの味をしっかりと吸った骨付きの鶏もも肉や、くたくたになった高原キャベツも絶品でした。とうがらし入り、ホタテ入りなど、種類も豊富(190元~)。

人気のサイドメニュー。ルーロー飯やゆでたカキなど、スープのお供にぜひ!

お店の人気メニュー台湾風そばを自宅で再現できる乾麺(300元)、剝皮辣椒(190元)販売。

雙月食品
台北市大安區和平東路二段52號
11:00~14:15、17:00~20:30
月曜休

#06 AKA café

乾物や雑貨屋さんなどが多く、観光客に人気の問屋街・大稻埕にあるカフェ。伝統建築が残るエリアにある邸宅を3年かけてリノベーションし、20年4月にオープン。日本に造詣が深いオーナーNeoさんが手掛けた店内は、和のインテリアや草月流で習った生け花が点在し、圧倒的な空間でありながらどこかほっとできる場所。夜はバーになり、3階では草月流の1級師範のNeoさんによる生け花教室も行う。

ワンピース¥29,150/フリーダ、麦わら帽子¥5,500/キャセリーニ(ともにフリークス ストア渋谷)、その他/本人私物

日本統治時代の1920年に建てられた洋館。大正ロマンのころのバロック様式を取り入れた建築を色濃く残し、歴史に触れながら過ごすことができます。路地からの入り口はとても狭いので、小さな看板を見逃さずに。

アイスコーヒー(530元)、甜點盒(1,250元)。

大稻埕の名物菓子や、乾物などが楽しめる三段お重のセット。季節のフルーツを使ったケーキやスコーン、キャラメルプリンといったスウィーツから、地元で人気のポークジャーキーまで。甘い⇔しょっぱいで、飽きることなく食べ進められます。ドライフルーツフレーバーのコーヒーをお供に。

AKA café

台北市大同區民樂街66號後棟
11:00~19:00
火曜休

#07 琥泊Liquide Ambré

たった6席だけのコンクリートに囲まれたティールーム。「若い人にもっと台湾の伝統茶を気軽に楽しんでもらいたい」と、お茶好きのデザイン会社のオーナーがオープン。カウンターの中央に茶師が座り、茶葉に合わせて器を選び、美しい所作を眺めながら香り高い台湾茶を楽しむことができます。

窓の外から見える公園とコントラストのあるモダンな店内。お店は事前予約がおすすめです。

この日いただいたのは日本人にも人気という「阿里山 金萱烏龍茶」(400元)。高級台湾茶の一種で、爽やかですっきりとした風味が特徴です。

琥泊Liquide Ambré

台北市大安區樂利路72巷15號2F
12:00~19:00
(茶席14:00~15:30/16:00~17:30)
月・火曜休

日本からアクセスしやすい台湾は、何度訪れても楽しくて魅力たっぷり!
おいしいものに癒やされる、ときめきの台湾旅へ出かけてみてくださいね。

model:kazumi photograph:Miho Kakuta

リンネル2023年10月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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