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今でも後悔することがある「もしもあの時…」もっと早く発達障がいに気付けていたのかも

  • 2023.10.16
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りっちゃんの娘・ちいちゃんは小学生になり、学校での困りごとがきっかけで発達診断を受けます。「自閉スペクトラム症」と診断されたちいちゃん。療育にも通いだし、少しずつ明るさを取り戻します。しかし、りっちゃんは2年前、5歳児健診を受けなかったことを思い出しては後悔してしまうのでした。作者・はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんの友人の体験談『5歳娘の発達に向き合った話』ダイジェストでごらんください。

ふと2年前のことを考えてしまう

ちいちゃんが療育に通うようになり、半年が過ぎます。ふと、2年前のことを考えてしまうりっちゃん。発達が心配と言われ、5歳児健診を勧められたのにキャンセルしてしまったこと。発達診断を夫に反対され不安な気持ちを抱えながらも、それ以上夫に強く言えなかったこと…。

この後悔をきっかけに、りっちゃんは「ちいちゃんのためにできることをやる」と決心します。

働いてみることに決めた

もともと仕事をするのが好きだったというりっちゃん。モラハラな夫と何度も離婚を考えたものの、ちょうどよく夫が単身赴任となったことで働いてお金をためようと決心することができたそう。

ちいちゃんの生活が落ち着いてきたことや、自分も生活の中で少し余裕ができたことでもう一度働こうと思えたのかもしれませんね。

「オレ勘違いしてた」夫に言われたものの…

単身赴任を経験し、今までの自分の行いを反省している様子の夫。りっちゃんに謝罪したうえで「自分が家族を支えていると勘違いしていた」と伝えたのです。離れたことでわかることがあり、お互いにとっていいタイミングでの単身赴任だったのかもしれませんね。

発達診断を受けることに対し家族の中でも意見が分かれたり、捉え方が違ったりするのは仕方ないことです。家族がサポートしてくれることが理想的ではありますが、たとえ反対されても何が子どものためなのかを考えて行動したいものですよね。

りっちゃんが言うように、サポートしてくれる人や場所は必ずあります。発達障がいがわかったからそれで終わり…ではなく、そこからがようやくスタートなのではないでしょうか。勇気を持って一歩踏み出すことで道がひらけることを教えてくれるエピソードでしたね。

著者:こびと

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