1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「不倫相手の子どもが欲しい」…思わずドン引きした「社内不倫の告白」【前編】

「不倫相手の子どもが欲しい」…思わずドン引きした「社内不倫の告白」【前編】

  • 2023.10.15

自分の親しい人物が、不倫に走ってしまうこともあると思います。そんなときは、どのような対応をすればいいか困ってしまうこともあるでしょう。明穂さん(仮名・28歳)も以前にそんな経験をして、とても悩んだそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。

略奪婚した友人

「私の大学からの友人に、友梨奈(仮名)という女性がいます。友梨奈は見た目も良くて目立つタイプ。なんとなく華があって、男性ウケも良かったんですね。大胆に行動するタイプでもあり、一緒にいて楽しかったので、卒業後もずっと交流を続けていました。
友梨奈は20代半ばで結婚。相手は同じ大学出身の男性だったんですが、聞くところによると、当時はお互いに別の恋人がいたそう。要するに、略奪をして結婚したわけです。そんな大胆な行動も、友梨奈らしいなという印象でした」

不倫に至った経緯を聞いて

「友梨奈が結婚して1年ほど経ったころ、二人で食事に行ったんですね。そこで、“不倫しているんだ”と告白されました。相手は既婚者の上司で、W不倫をしているとのこと。優秀で仕事ができるらしく、若くして課長に出世した人だと自慢げに語っていました。友梨奈のほうからアプローチをかけて飲みに誘ったところ、すぐにカラダの関係になったそうです。正直、“相変わらずだな…”と思いました。
ですが、不倫に至った経緯を聞くうちに、自分が体験したことのないエピソードばかりでドキドキしたことも事実です。私がそうやって楽しそうに聞いていたことも要因としてあるのか、友梨奈の行動は次第にエスカレートし始めました」

上司との不倫旅行

「しばらくして友梨奈から、“不倫相手と2泊3日の旅行をしてきた”と報告を受けました。夫にバレていないのか気になりましたが、それなりに偽装工作はしているようでした。
すると今度は、“彼とおうちデートした”という連絡が。夫の出張中に不倫相手を自宅に招き、ゆっくり過ごしたそうです。
さらには、“彼の子どもが欲しい”と、不倫相手との子どもを望む発言まで飛び出すように…。どんどん行動や発言がエスカレートしていく様子を見て、“さすがにヤバいのでは…”と危険を感じるようになりました」

SNSに届いたDMの送り主は…

「不倫にのめり込む友梨奈を見て、距離を置こうかどうか考え始めたころです。私のSNSのアカウントに1通のDMが届きました。相手は友梨奈の夫の佑史さん(仮名)。友梨奈と同じく佑史さんとも出身大学が同じであり、私は二人の結婚式にも参加していたので、親しいとまでは言えないもののSNSはつながっていました。何事かと思ったら、佑史さんはDMで“〇〇さんって知っていますか?”と尋ねてきました。それは、友梨奈の不倫相手の名前だったんです。さすがに知っているとは言えず、“友梨奈から何か聞いていないですか?”という質問にも、“何も聞いていない”と知らばっくれてしまいました。嘘をついた罪悪感がありつつ、友梨奈の不倫話を他人事だと思って楽しんでいた分、彼女の裏切りを密告することはできませんでしたね…」

“社内不倫に堕ちた友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。
最初は興味本位で話を聞くことが楽しかったのかもしれません。しかし、友人の行動がエスカレートしていくうちに、恐怖を感じるようになったよう。友人が不幸になる姿は見たくないと思い、ついかばってしまうケースは少なくないのかもしれません。

©TK/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock

文・塚田牧夫

元記事で読む
の記事をもっとみる