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「性行為中にコンドームが破けた…」急いで婦人科に駆け込むも、自分の性知識が間違っていた事に気づく【医師監修】

  • 2023.10.15
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避妊について、正しい知識を持っていますか? 中には、コンドームをつけたはずが大変な事態になってしまった人も……。 そこで今回のMOREDOORでは、「性に関するエピソード」をクイズ形式で紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。 産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Dさんの場合……

私が高校生のときのことです。 当時の彼氏と性行為をした後、コンドームをきちんと付けていたのですが……。 (34歳/会社員)

ここでクイズです!

高校生のとき、彼氏と性行為をしたDさん。 しかしコンドームをきちんと付けたはずが、大変なことになってしまったようです。 その大変なこととは一体なんでしょう? ヒントとして、妊娠を望まない場合は焦ってしまうでしょう。

正解は?

コンドームが中で破れてしまっていました。 妊娠する可能性があるかもしれないと怖くなった私は、婦人科に行き膣洗浄をお願いしました。 膣洗浄をすれば、中に出てしまった精子を洗い流せると思ったからです。 今思えば、膣洗浄をすれば妊娠しないわけでもなく、高校の保健の授業ではそのようなことを一言も言っていなかったので、性教育の授業のときに教えてもらいたかったです。 妊娠してしまうのではないかと怖かったです。 コンドームをしていても、破れてしまったり、途中で抜けてしまったりする可能性があると思います。 女性がコンドームの装着を確認するなど、避妊についての知識を男女ともに教えることを期待します。 また子どもにも、コンドームのみでは避妊が100%できるわけではないので、今妊娠したらどうなるかを教えていくことが大切だと思います。 (34歳/会社員)

正解は「コンドームが中で破れてしまった」

性行為で、コンドームが破れてしまい、妊娠してしまうのではないかと怖くなったというエピソード。 コンドームは、避妊だけではなく、STD(性病・性感染症)予防を目的とした医療用具です。 使用することによって、自分自身だけでなくパートナーへの感染も防ぐことができます。お互いの粘膜に精液や腟分泌液が接触することを防いだり、小さな傷ができるのを防いで、感染を予防します。 コンドームを使用する際は、清潔な手で傷つけないよう袋から出し、裏表があることを確認してから使用するとよいでしょう。(引用元:STD研究所)

また避妊に失敗した場合など、性行為後72時間以内であればアフターピルを使用できます。 婦人科で処方してもらえますので、すぐに診てもらいましょう。 また、避妊にはコンドームだけではなく、低用量ピルなどを組み合わせることも方法の一つかもしれませんね。 皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありますか? ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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