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市議会を動かしたママの行動力がすごい!「幼稚園難民」の問題に向き合った話

  • 2023.10.15
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発達グレーゾーンの息子を育てる、鳥野とりこ(@torico_bird)さん。3年保育での幼稚園入園を考えていましたが、加配がつけられないと言われ、2年保育での公立幼稚園入園を目指すことに。しかし、それも狭き門。「必ずしも入園できるわけではない」と言われてしまいます。教育委員会や市長に現状を訴えたものの何も変わらず、絶望的な気持ちに…。そんな時、鳥野さんの頭に浮かんだのは「療育の先生」でした。先生の言葉に背中を押され、鳥野さんは再び動き出すことに。『幼稚園難民になった話』ダイジェストでごらんください。

先生の「大丈夫」という言葉に救われた

頼みの綱だった「見守り学級」すらも、定員オーバーで入れない可能性があることを知った鳥野さん。教育委員会や市長に訴えても「待ってほしい」という返答だけで、具体的な話はありませんでした。「このまま入園できなかったら…」そんな不安を抱いた鳥野さんは、療育の先生に連絡してみることに。

療育の先生は「大丈夫。きっと入園できますよ」と励ましてくれます。そして、もし入園できなかったら療育に通えばいいと話してくれました。「大丈夫」という言葉に勇気と希望をもらった鳥野さん。再び幼稚園入園に向けて動き出すことを決めたようです。

思いもしなかったママ友と市議のつながり

友人から「幼稚園どうなった?」と連絡をもらった鳥野さん。現状を話すと「ママ友が市議会議員をしているから、話してみようか?」という返事が!しかも、鳥野さんの住む市の議員に知り合いがおり、話をしてくれました。どうにもならないと思っていたタイミングで道がひらけたことが驚きですよね。

「もう一度期待しよう。頑張ろう」そう心に決めた鳥野さん。一人では諦めてしまいそうになりますよね。ですが、周囲の協力の下、一人じゃないと実感し、気持ちも前向きになれたようです。

「サポートします」その言葉がとても心強かった

鳥野さんが声をあげたことがきっかけで、議員は市が抱える問題点を知ることができたと話してくれました。また、鳥野さんがこれまでさまざまな所へ訴え続けたことも、思いの強さとして受け止めてもらえたようです。

「サポートするので一緒に頑張りましょう」と握手をした2人。一個人でできることには限界があります。制度を変える、行政を動かすというのは、とても大変なことですよね。心強いサポーターができて本当によかったなと思います。

子育てはつい孤独になりがちです。うまくいかないことはたくさんありますし、時には八方ふさがりに感じてしまうこともあるかもしれません。そんな時こそ、周りの人に相談してみることが大事なのではないでしょうか。

思いもしなかった新しい解決法が見えるかもしれません。そして、鳥野さんのように「一緒に頑張ろう」と声をかけてくれる人が見つかるかもしれませんね。

著者:こびと

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