毎月15日は中華の日。ということで、埼玉でも中華料理の普及を目指すべく、ご紹介したいお店があります。
今年2023年7月、北浦和近くに新しくオープンした中華料理「老西安肉夾饃」。
なんといっても店名が読めない。夜通りかかると可愛いライトが地面を照らす。異国の香辛料の香りに生つばゴクリ。ホームページも見当たらず口コミも少ないし、メニューの情報は店頭の看板を見るしかない。中国語で会話しながら出てくるお客さんを見かけ、そわそわする私。美味しいに違いない。
店舗は
北浦和駅西口を出て右、りそな銀行やマツモトキヨシを横目に、徒歩2分ほどで到着します。
異国情緒を感じられる、夜の雰囲気が好きです。
私が伺ったのはお昼どき。仕込みや配達の準備で忙しい中でも丁寧に案内してくださいました。女性2人で切り盛りされており、姉妹かと思ったらお友達同士でした。手際よく働き者の手つきです。
通常案内されるのはカウンターで、4席から5席。2階にもテーブル席があるようですが利用できるかは事前にお店でご確認ください。
相性抜群セット
メニューはわかりやすく表示されていました。人気メニューがセットでお得なのが嬉しい! 相性抜群セットA(リャンピー胡麻タレと老潼関豚肉バーガー)を注文しました。 税込み1,100円。
まず出来上がったのは涼皮「リャンピー」。
小麦粉で作られた平べったい麺は、もちぷるツルン。キュウリなどの細切り野菜をピリ辛の胡麻タレで和えると、食欲を引き立てられます。辛さは強くはないのでタレのコクをしっかりと味わうことができました。秘制タレは、胡麻タレよりも辛みを感じられるそうです。
涼というだけあって、梅雨時期や夏に食べやすい麺料理です。私は日本の冷やし中華が大好きですが、そのような酸っぱさはないです。冷え冷えでもないので、通年食べたいと思いました。
トッピングのこの四角いものは「グルテン」だそうです。コンニャクくらいの柔らかさで風味はあまり感じないので、タレに絡ませて食感を味わうような食べ物ととらえました。
時間差で、潼関肉夾饃「トングアンロージャーモー」が到着。
シンプルなバンズにほぐしたお肉がたっぷりと挟まっており、見た目以上の重量です。これはセットで食べきれるか?と不安になるも、肉汁のうまみを吸い込んだカリカリバンズは本当にあとをひき、何口食べても美味しいのでぺろりと完食。とはいえ、普段の昼食よりだいぶ満腹です。
西安といえばロージャーモーだそうで、その見た目から中華式ハンバーガーともいわれています。中国の大手ファストフード店でも、限定で販売されていたこともあるほどメジャーな存在です。
「美味しさは愛情と同じく不可欠だ!」このようなニュアンスの中国語が印字されています。
食べる欲がある幸せ
たまたま居合わせた方にお話を聞くと、中華のカリスマ美食サイトを見てわざわざ訪れたと言って、にっこりされてました。食べ歩き、美味しいもの好き界隈の間でも話題になっているようですね!私も足を踏み入れてよかったです。「おいしそうだな」と直感でお店を開拓する楽しみを思い出し嬉しくなりました。
ロードバイクでサイクリング途中の方や、仕事帰りの方などメニューを見て気になっている方も多いようなので、まずは気軽にテイクアウトされてもいいのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。ぴのこ
その他のメニュー ・牛筋麺 ・担々麺 ・ヨウポー麺