「私のことなんだと思ってるの？」静かな怒りに対する友人の反応は｜毎回遅刻してくる友人

高校時代からの気の合う友人・みかの度重なる遅刻に我慢の限界を迎えたゆうこが、悩みながらも大切な友人と絶縁するまでの物語です。ゆうこからの突然の絶縁宣言に、言葉を失ってしまったみか。遅刻されるたびに飲み込んできた悲しさや不満を、ゆうこはぽつりぽつりと話します。遅刻することで相手の時間を奪っている認識のなかったみかですが、ゆうこの静かな怒りを感じ…。人間まおさんによる『毎回遅刻してくる友人』第40話をごらんください。

ゆうこから伝えられる本心に言葉を失うみか。ゆうこの我慢を、許されたと思い込んでいたために、それほど傷つけていたとは想像もしていなかったのかもしれません。

今までとは違う様子で謝るみかですが、ようやくゆうこの怒りが伝わったのでしょうか。

人付き合いで忘れてはいけない、親しき仲にも礼儀あり

遅刻癖のある友人・みかにモヤモヤしながらも、毎回我慢して許していたゆうこ。何度も注意をしてきましたが、反省の色が見えないみかに我慢の限界を迎えます。積もり積もった気持ちを伝えるものの、価値観の違いから全く伝わらず、結局友人関係を絶つことに。

遅刻は待たせている相手の時間を無駄にする行為で、相手からすれば自分を軽視されているように感じることも。やむを得ず遅刻してしまう場合もありますが、相手の優しさに甘えずに誠実に謝るなど、相手の立場を考えた言動をすることが大切です。

自分が遅刻される側で、これ以上はイヤだと感じたら、ゆうこのようにお付き合いに距離を置く手段もあります。穏やかな気持ちで時間を共有できる相手とお付き合いしたいものですよね。

著者：NAKAMA