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【出雲に行ったら絶対食べたい!日本三大そば】地元民おすすめ店「出雲そば きずき」食べてみた

  • 2023.10.13

旧暦の10月、神無月(かんなづき)は、全国の神様が出雲に集まり各地を留守にすると言われます。出雲にとっては神在月(かみありづき)、現代の暦では11月にあたるそうです。まさにこれから、出雲は観光のベストシーズンを迎えるわけですが、日本三大そばの一つ「出雲そば」は、ぜひとも現地で食べたいご当地グルメ。今回は、地元民おすすめのお店「出雲そば きずき」を現地ルポ。

 

出雲名物!日本三大そばの一つ「出雲そば」

日本三大そばとは、岩手県「わんこそば」・長野県「戸隠そば」・島根県「出雲そば」の3つと言われています。

 

 

出雲そばの特徴は、その色味。そばの実を殻ごと挽いたそば粉を使うため、色が濃く黒っぽいのです。その分、栄養価と香りが高いそばができあがります。食べるときにそばつゆをかけていただく食べ方も、出雲そばのポイント。

そんな出雲そばの代表的なメニューが冷たい「割子そば」と温かい「釜揚げそば」です。

地元民のおすすめ店「出雲そば きずき」

出雲には数多くのそば店があり、同じ出雲そばでも店それぞれに違いやこだわりがあるそう。出雲そばの食べ歩きや食べ比べも楽しそうですが、今回はあまり時間がなかったこともあり、一番おすすめのお店一軒に行きたく、地元民でもある宿のスタッフさんにお聞きしてみたところ、「出雲そば きずき」をおすすめされました。

出雲大社の参道入り口から徒歩3分ほどの「出雲そば きずき」。民家を改装した店内はほっこり落ち着く雰囲気。庭の眺めに心和みます。

おすすめメニューは「とろろ割子そば(3枚)税込1,000円」「鴨と季節野菜のつけそば 税込1,250円」とのこと。迷ったのですが、今回は王道の冷たい「割子そば」と温かい「釜揚げそば」が食べてみたかったので、「とろろ割子そば(3枚)税込1,000円」と「釜揚げそば 税込840円」をオーダーしてみました。

温かいお茶で一息。

割子そばの食べ方

ここで割子そばの食べ方をおさらい。

 

割子そばの食べ方

1.三段に重なった一番上の器からいただきます。

2.お好みで薬味をのせます。

3.徳利に入った「そばつゆ」をそばにかけます。

4.一段目を食べたら残ったそばつゆを二段目に入れて、お好みでそばつゆと薬味を追加します。三段目も同じようにお召し上がりください。

さあ、とろろ割子そばがやってきました。そばの色は思ったより濃くないです。この、三段の赤い割子がいわゆる出雲そばのイメージだったので、イメージ通り。念願の実食です!

そば粉は季節ごとに産地をかえ、国産の石臼挽きで粗目の粉を使用しているそう。独特の食感と香りの強さが出雲そばの特徴です。薬味は、店によって違いがありますが、きずきでは、ネギともみじおろし、鰹節、のりが添えられていました。薬味たっぷりにするのがおいしかったです。とろろともよく合いました。

釜揚げそばの食べ方

釜揚げそばの食べ方はちょっと変わっています。今まで筆者が食べたことのある釜揚げうどんは、うどんを引き上げてつゆにつけて食べるのですが、出雲の釜揚げそばは、つゆをかけるんです。

釜揚げそばの食べ方

お好みで薬味をのせて、そばつゆを少しずつ味を確かめながらかけてお召し上がりください。

こちらがきずきの釜揚げそば。薬味はネギともみじおろし、大根おろしに柚子皮。鰹節とのりは最初からトッピングされていました。

茹でたそばを洗わず茹で湯ごと器に盛るのが「釜揚げそば」。ほわほわと湯気があがり、幸せな気分になります。

この、茹で湯の中につゆをかけるというのが不思議。自分好みの濃さまで入れて、いただきます。こちらは薬味はネギだけでも十分でした。

きずきのメニューは、「円」を「縁」と書いてあります。出雲大社は縁結びの神様として有名。そんなセンスも素敵です。

 

出雲そば きずき

出雲市大社町杵築東387-1

0853-53-6077 (予約可) ※連休など繫忙期、時間帯などによって御断りする場合があります

11:30~14:00(オーダーストップ14:00)

定休日:火曜日・金曜日(但し祝日は営業いたします)

24席 (全席禁煙)

カード・電子マネー不可

駐車場:3台

 

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

[All Photos by kanoa]

 

 

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