1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 群馬県民なら誰でも知ってるご当地フード「ベスビオ」って? “世界パスタデー”知られざる豆知識

群馬県民なら誰でも知ってるご当地フード「ベスビオ」って? “世界パスタデー”知られざる豆知識

  • 2023.10.13

10月25日は「世界パスタデー」由来は?

10月25日は「世界パスタデー」。知られざるパスタの豆知識をご紹介
10月25日は「世界パスタデー」。知られざるパスタの豆知識をご紹介

10月25日は「世界パスタデー」。これに併せてキユーピーが、パスタに関する豆知識や雑学を紹介しています。世界パスタデーの由来とは?イタリアンパスタ=トマトではなかった?群馬県民なら誰でも知ってるご当地パスタ「ベスビオ」とは――?

ミートソースが日本で初めて提供された県はどこ?

日本でも人気のパスタ。意外と知らない豆知識も
日本でも人気のパスタ。意外と知らない豆知識も

10月25日の「世界パスタデー」は世界共通の記念日。英語では「World Pasta Day」と表記します。1995年10月25日に、イタリア・ローマで「第1回世界パスタ会議」が開催されたことが由来とのこと。またキユーピーは、1959年に日本で初めて市販用のミートソース缶を発売したそうです。

さて、イタリアのパスタにはトマトが欠かせない、と思う人は少なくないはずですが、実はイタリアにトマトが持ち込まれたのは16世紀で、当初は「観賞用」の植物だったといいます。広く料理に使われるようになったのは18世紀とのことで、その歴史は意外と浅いのだそうです。

そんなトマトを使うミートソースが、日本で初めて提供されたのは明治期、新潟の「イタリア軒」と言われています。大正期には東京のレストランにも登場し、1959年にキユーピーが市販用のミートソース缶を発売したことで家庭の食卓にも普及しました。

当時のミートソース缶には、「うどんにかけたり、温かい御飯にまぜて戴(いただ)いても美味(おい)しゅうございます」と記載されており、日本の食文化に併せた楽しみ方が提案されていた様子を垣間見ることができます。

群馬県民は知っている「ベスビオ」とは?

カルボナーラの語源、知ってる?
カルボナーラの語源、知ってる?

日本流にアレンジされて広まっていったパスタ。各地にご当地パスタも存在するようです。その一つが、群馬県民なら誰でも知っている「ベスビオ」です。

ベスビオとは、イタリア南部ナポリ近くの有名な火山の名前。トウガラシの利いた辛口の魚介系トマトソースの特徴から、この名前が付いたのだといいます。発祥は、同県高崎市に本店を構える老舗イタリアン「シャンゴ」。群馬県は全国でも有数の小麦の産地で、高崎市は「パスタの街」としても知られています。

他にも、名古屋の「あんかけスパゲッティ」、静岡県富士市の「つけナポリタン」など、日本独自に発展したご当地パスタは試してみたい味の一つです。

また、パスタソースや味付けの名前も、その語源には面白い由来が。「アラビアータ」は直訳すると「怒りんぼ風」。諸説ある「カルボナーラ」は「炭焼き職人」が有力といいます。

身近なメニューながら知らないエピソードも多いパスタ。あなたはいくつ知っていましたか?

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる