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「電光石火」とはどんな意味?その由来や類義語に対義語は?

  • 2023.10.13

非常に素早い動きのことを意味する「電光石火」。 この言葉は、短時間をあらわす言葉でもあります。

ここでは、この「電光石火」という言葉の意味や成り立ち、類義語に対義語について解説します。

「電光石火」とは

 

「電光石火」の意味や成り立ちについて見ていきましょう。

「電光石火」の意味

「電光石火」は、動作が非常に素早いことを意味する四字熟語です。 また、時間がとても短い事をあらわす際に用いることもあります。

一瞬しか無い事を指す語句ともなっています。

「電光石火」の由来

「電光石火」という言葉は、「電光」と「石火」に分けることができます。 「電光」は雷や稲妻のこと、「石火」は石と石を打ち合ったときに出る火花のことです。

故事による出典があるわけではありません。

「電光石火」の類義語

 

「電光石火」の類義語としては、「疾風迅雷」「紫電一閃」「脱兎の勢い」などがあります。 それぞれの意味について見ていきましょう。

疾風迅雷

「疾風迅雷」は、非常に早い行動や事態が急に変化する様子を意味します。 非常に強く速い風と激しく鳴り響く雷の様子から来た熟語となっています。

紫電一閃

「紫電一閃」は物事が急激に変化する事を意味します。 瞬間的に発する光をあらわすこの四字熟語は、刀剣を振った際に閃く光から来たとされています。

脱兎の勢い

「脱兎の勢い」は、非常に速いことを意味します。 逃げ回るウサギの姿から来た言葉ともされています。

「電光石火」の対義語

 

「電光石火」の対義語としては、「遅疑逡巡」「優柔不断」などがあげられます。 それぞれの意味について見ていきましょう。

遅疑逡巡

「遅疑逡巡」は疑い迷い、躊躇してすぐに決定を下さないことを意味します。 「遅疑」も「逡巡」も、どちらも躊躇していて前に進まないことをあらわしている語句です。

決心できないのでぐずぐずとしている姿に対しても用いられます。

優柔不断

「優柔不断」は、決断できない様をあらわす言葉です。 物事を決心したり決断するのが遅く、ぐずぐずしている姿に対して用いられます。

決断力が乏しい事をあらわしています。

まとめ

「電光石火」は、非常に素早い動きを意味する四字熟語です。 非常に短い時間をあらわす際にも用いられます。

「電光」は稲妻のこと、「石火」は火を打ち合った際に一瞬生じる火のことです。 同様の言葉を重ねて意味を強調した言葉となっています。

その類義語としては、「疾風迅雷」「紫電一閃」「脱兎の勢い」などがあげられます。 対義語としては、「遅疑逡巡」「優柔不断」などの表現があります。

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