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「八百屋で似顔絵」反対する夫を説得する妻|私、逃げました

  • 2023.10.12

田舎の八百屋に嫁ぎ、これまで夫と姑の言うことに従ってきたユメさん。しかし、お店の取材にきたTV局のスタッフ・コースケとの出会いで「自分の人生を生きたい」と思うようになります。そんなある日、自作のチラシを見たコースケからの提案で、ユメさんは似顔絵を描くことに。夫のダイには相談せず、勝手に看板を出して強行突破しようとしますが…。イルカさんの描く『私、逃げました』第63話ごらんください。

案の定、夫のダイはかなりお怒りのご様子。しかし、前日にコースケと対策を打っていたユメさんは、あくまで“お試しとして”やってみたいとお願いします。

そんなとき早速興味を持ってくれた人が、なんとあのフクフク料亭の女将フク美とは…。ダイの様子を見ると事前のアポはなさそうです。

夫や義母の言いなりだった主婦が、自分らしく生きるために奮闘する話

このお話は田舎の八百屋に嫁いだ主人公・ユメが、自分の生き方を変えていくお話。結婚・出産し、家族で八百屋の仕事をする日々。夫や義母の言いなりになり、我慢を続ける生活に、ユメさんはモヤモヤを抱えていました。

そんなときに何気なく始めたチラシに絵を描く仕事がきっかけで、ユメさんの考えは変わっていきます。ユメさんの絵はいつの間にか口コミで広がり、八百屋の仕事の傍ら、お客さんの似顔絵を描く仕事まで始めることになったのです。周囲に気をつかい、受け身になりがちだったユメさんは次第に「自分らしく生きたい」と考えるようになり、徐々に夫や義母にも自分の考えを言えるように。そして、そんなユメさんを応援する人もいて、環境も変わりつつあります。

妻・母としての自分だけでなく「私」として生きたいと奮闘するユメさんを、読者として応援したくなる作品です。

著者:sa-i

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