【高槻】まるで緑いっぱいの広場！高槻阪急スクエア1階「チュイン　グリーナリー」

＜高槻発＞2023年7月にオープンした、高槻阪急スクエア1階にある「TUIN greenery（チュィン グリーナリー）」さんに行ってきました。フリガナがなければ正確な店名がわかりづらいのは、もしかして私だけ？と思い、まずは正確な店名を聞くことから始まった今回の取材です。

店名に込めた思いをカタチに

「TUIN greenery」の「TUIN（チュイン）」は、オランダ語で「公園」や「庭」「広場」、「greenery（グリーナリー）」は緑樹や温室、環境問題への関心という意味があるんだそうです。ファッションブランド「MOUSSY（マウジー）」などを展開する企業で、環境問題に派生しグリーンを展開することになったそうです。ここ高槻阪急スクエアは大阪の1号店だそうです。

環境問題の取り組みの一つとしてこんなものが店頭にありました。

母体がアパレルブランドを手掛ける会社でもあるので、不要になった衣服から、水耕栽培の土や植木鉢を作る取り組みが行われ、すでに商品化され販売されています。

服をリサイクルして作った水耕栽培用の土「TUTTI」5L 1980円 1.2L 1078円

リサイクル鉢は全3種類販売。すべてソーサー付きなのは、トータルコーディネートを得意とするアパレルを販売する会社ならではの発想なんだそうです。

写真は3種類のある中の一部商品（写真左） 万が一欠けても欠け口が本体とおなじ色で目立たない植木鉢。大2750円 中1650円 小1320円 すべてソーサー付き

展示の仕方にも一工夫

分類ごとに分けて展示されているので、とっても見やすくなっています。お店の中央レジ前には、「和」がテーマのゾーンがあります。

苔むすび（2860円～17600円。撮影時）は、2週間に1回、霧吹きでコケにお水をあげるだけでOKだそうで、蓋を閉めた状態で飾っておくことができるそうです。

グラスや容器の中にはいろんな風景があるので、選ぶのに迷ってしまいます

苔玉（750円～1650円。撮影時）は、触ってみて乾いていたら5分～10分お水につけるだけ。お世話も楽そうですね。

サボテンコーナー。希少高い品種も取り揃えられ、直射日光は当てず、室内のカーテン越しの柔らかい光があたるところで育てるのがベストだそうです。

880円～2万5000円（撮影時）

初心者へのおすすめはこれ

暑さや寒さ、暗さにも強いカジュマルやシュフレラ、ゴムの木は初心者にはおすすめなんだそうです。

お店の一番人気は、花言葉が永久の幸せの「ベンガレンシス」。葉や幹の色、枝に動きをつけた個性的な樹形でどんなお部屋にもなじみやすいそうです。

写真右手前が「ベンガレンシス」2万7500円

グリーン以外にもお役立ちグッズが勢ぞろい

水やりの時期を迷う方は意外と多いのでは？水あげのタイミングを教えてくれる水分計「サスティー」を見つけました（小605円、中770円、大990円）。サスティーにつているマークーとマークの間あたりまで土にさし、お水をあげると上の部分が青に変化。青から白に近づいてくるとお水をあげるタイミング。これで、水分不足や逆にあげすぎで根腐れさせることがなくなりそうですね。

プレゼントにもおすすめ

持ち帰りはもちろんですが配送もしてもらえます。160センチ以下のものは宅配便利用で（料金は宅配業者に準ず）、160センチ以上のものは隔週土曜日になりますが自社配送（4400円）で配達してもらえるので、プレゼントすることもできます（詳細は店頭にてお尋ねください）。

イベント用のグリーンも

観賞用のカボチャもありました。

（990円～撮影時）

スタッフさんは、アパレル販売の経験を生かし、お客さんとの会話を心掛けているそうです。知識が豊富なスタッフさんばかりなので、わからないことや迷ったときは気軽に相談や質問をしてみるのもいいかもしれませんね。今回担当してくださったスタッフさん、商品をご紹介してくださるときに「この子」はとおっしゃっていたのが印象的でした。ただ売るのだけでなく、グリーンに愛情をもっておられるのを感じました。