油っぽくないし、味も濃くない。酒徒さんが教える、本場のあっさり家中華

中華料理愛好家としてSNSで人気の酒徒さん。10月19日には、初の著書『手軽 あっさり 毎日食べたい あたらしい家中華』（マガジンハウス）がいよいよ刊行される。

テーマは、「おうちで中華」。本場の家庭の中華をたっぷり紹介していく。中華料理というと油っぽくて味が濃いイメージがあるが、中国の食卓に並ぶ料理はあっさりしてやさしい味だ。

酒徒さんは、大学1年生の時の中国旅行で食べた水餃子をきっかけに、中華料理にハマったのだという。

本書では、本場の中華料理を78品紹介していく。タイトルに「あたらしい家中華」とあるが、その理由は次の通り。

①特別な調味料はいりません！
②特別な調理器具もいりません！
③食材もあれこれいりません！
④野菜をたっぷり食べられます。
⑤油をかしこく使える！

見やすいレイアウトで、各料理の作り方のコツや味わい方が紹介される。

他にも、掲載レシピのふるさとを紹介する「家中華美食地図」や、酒徒さんの家中華への想いをつづったコラムなど、楽しいコンテンツが満載だ。

中華料理店の本格料理もいいけれど、あっさりとした家中華も捨てがたい。せっかくなら、本場の家庭料理に寄せてみよう。

■酒徒さんプロフィール
しゅと／中華料理愛好家。初中国で本場の中華料理に魅入られてから四半世紀、中国各地の食べ歩きをライフワークとしている。北京・広州・上海に10年間駐在し、2019年帰国。本場で知った手軽に作れる本格中華料理レシピを紹介するnoteの「おうちで中華」マガジンは、発行部数1万部超。SNSに投稿する料理写真がちょくちょくバズり、dancyuの中華特集にも呼ばれるほど人気に。美味しいもの好き著名人が激推しの知る人ぞ知る「吃貨酒鬼（食いしん坊の飲んだくれ）」。