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【キャンプ通の疲れない撤収・片付け術】子連れキャンプ後にスムーズに日常に戻る、圷みほさんの段取り

  • 2023.10.12
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キャンプ歴30年のベテランキャンパー『acutti』店主・圷みほさん。現在は、8歳の娘さんと一緒にファミリーキャンプを楽しんでいます。滞在中にたっぷり遊んで、クタクタの子連れキャンプ後でも、効率的な片付け術で疲れ知らず! キャンプの撤収時から帰宅後まで、圷さんが実践しているキャンプの片付けについて教えていただきました。参考になるアイデアがたくさん!

キャンパー・圷みほさん PROFILE

キャンプ好きの家庭で育ち、キャンプ歴30年の達人。現在は8歳の娘さんを連れて、ファミリーキャンプを楽しむ。キャンプが好きな理由は「季節の変化を感じられる」「その土地のおいしい食を楽しめる」「家族の成長によっていろいろな楽しみ方がある」ところ。今まで訪れたことのない地域に足を運び、観光しながらキャンプすることが最近のブーム。

❶キャンプ場での撤収&片付け

<12:00チェックアウトの場合の片付けの時間割>

6:00 起きたら照明類を片付ける
7:00 朝ごはんを簡単に済ませたあと、少しのんびり
8:00 こまごましたものを片付けはじめる
9:00 洋服を整理したり、帰り道の車内で必要なものを自分の座席に積んでおく
10:00 テントや焚き火台など、家族で分担したものを片付けはじめる
11:00 乾かしていたテントやタープを夫婦で片付けて、車に積む

ある日の撤収前の様子

我が家はいつも、チェックアウトの時間までのんびり撤収しながら、過ごすことが多いです。

朝ごはんの後は食器の片付けをしますが、大活躍してくれるのがこの「エコキャンプクリーナー」。油を分解してくれるので、汚れがひどくない器やカップなどにスプレーをかけて、水をさっと流すか拭き取るだけで簡単にきれいになります!

お鍋なども、炊事場できれいに洗おうとするとけっこう疲れてしまうので、軽く洗い流す程度。食器類は全て、帰宅後に食洗機にかけます。

100%植物由来の成分できていて、人にも地球にもやさしいクリーナー。食器の汚れはもちろん、おうちでキッチンまわりのお掃除にも万能に使えます。

のんびり遊びながら、徐々にテントなどを片付け。最近では、娘もお手伝いができるようになりました。

家族の分担と片付けていく順番です。

夫:焚き火台→寝具→テント→タープなど
私:椅子→キッチンまわり→洋服など→テント→タープ
娘:ペグふきなど

遊びながらのんびり撤収作業

車に荷物を積むときは、ざっくり荷積みの順番が決まっています。チェア類→洋服のコンテナボックス→テーブルを先にのせて土台を作り、その上にテントやシュラフ、照明のボックスなどを積んでいくのがだいたいの流れです。
荷物がズレないように、緩衝材代わりとして、毛布やタオルケットで保護したり、隙間に詰めたりすることもあります。

車に荷積みしているところ

雨の日ではなくても、テントやタープなどが濡れてしまうことも。濡れているものは、くるくるっとまとめて大きなビニール袋の中に入れて持ち帰ります。ビニール袋は、いつでも使えるように車に常備しています。

もし泥汚れが酷かった場合は、帰り道にテントのクリーニング屋さんへ。

❷帰り道は現地のごはんを楽しみながら、 コインランドリーへ

キャンプ場から出たら、お昼ごはんに現地のおいしいものを食べて帰ることがもう一つのお楽しみです!

長野あたりではお蕎麦、山梨ではほうとうを食べることが多いです。また、静岡帰りには和菓子の『とらや工房』によく立ち寄ります。

休憩中にコインランドリーを活用して効率的に!

余裕があるときは、ごはん屋さんの近くにコインランドリーを探して、洗濯〜乾燥まで行います。食事や休憩しているうちに、洗濯物がきれいになっているので、帰宅後の負担が減りますよ。

また、帰宅した日の夜ごはんは、ごはん、お味噌汁、帰り道に道の駅などで買ってきたおいしいもの(ご飯のお供やお漬けものなど)で簡単に済ませます。

❸帰宅後の片付け (当日の夜〜次の日)

帰宅後は、食器、お鍋、カトラリーを取り出して、食洗機にかけます。スパイスなどの調味料は家でも兼用なので、定位置に戻したり。次のキャンプに向けて、紙カップなどの備品や、コーヒー粉、ティーバッグなどを補充することも。

コンテナや道具も意外と汚れているものなので、一度全て取り出して、ウェットティッシュで拭いてから元に戻します。

シュラフは裏返して、リビングの小上がりスペースに干して乾かします。

テントやタープは、撤収時に濡れている場合、丸一日ベランダで干します。あわせてトラッシュボックスも水洗いして、同じくベランダへ。乾いたらまとめて片付けます。

下の写真、右上は照明類がひとまとめになっているボックスです。照明類は、帰宅後できるだけ早めに充電。次回のキャンプのためでもあるのですが、普段防災グッズとしても備えているので、いつでも充電してある状態にしておきます。

次の日、片付けが落ち着いたら買ってきたおいしいものでおやつ時間です♪

長野に行ったときに買ったりんごやパン

静岡の『とらや工房』で買ったどら焼き

なんだか腰が重く感じるキャンプ後の片付けも、次回のキャンプを気持ちよく過ごすために必要なもの。皆さんにとって、参考になるアイデアがあればうれしいです。

edit & text:Riho Abe
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