3日間の周遊旅行か、1週間の滞在型か。パリへ行くならどっち？

2024年の五輪開催を控えて注目されるパリ。コロナ禍を経て新しく変化した街の最新情報がぎゅっと詰まった1冊が登場した。

2023年9月22日発売の『ぎゅっと旅するパリ 暮らすように過ごすパリ』（世界文化社）は、短期旅行も中長期旅行も、それぞれを楽しめるガイドブックだ。

本書は、パリに滞在できる期間を「短期（3～5日）＝ぎゅっと旅するパリ」、「中長期（1～2週間）＝暮らすように過ごすパリ」の2つに分けてガイドしていく。グルメ／ライフスタイル／ショッピング／アート／散策／カルチャー／ホテルのカテゴリーごとにおすすめスポットを掲載。

「ぎゅっと旅」では、パリに来たら絶対に外せない定番スポットとともに、ここ5年でリニューアルオープンした観光地やアクセスしやすい雑貨・洋服屋、日本語で体験できる教室、気軽なフレンチレストランなどを紹介。便利な場所にあるホテルも掲載する。

「暮らす旅」では、時間に余裕があるからこそ行きたい美術館やカルチエ、知る人ぞ知るインテリアショップやクラフト系ワークショップなどを紹介。長期滞在すると日本の味が恋しくなる人のために、和食のお店もピックアップ。

2つの旅程を組み合わせるのも楽しそうだ。目的に応じてパリを全力で満喫できる1冊。これから旅行を考えている方は、ぜひ。

■トリコロル・パリさんプロフィール
フランス在住の日本人ふたり組（荻野雅代・桜井道子）。2010年にパリとフランスの情報サイトを立ち上げ、おすすめレストランやイベントなどの観光情報をはじめとして、独自の目線でフランスの素顔を発信している。『フランスの小さくて温かな暮らし 365日──大切なことに気づかせてくれる日々のヒント』（自由国民社）、『超初級から話せる フランス語声出しレッスン』（アルク）など著書多数。