「母親…楽しかったな」がむしゃらに生きてきた日々は代えがたい宝物＜40代独身で突然母になる＞

独身のアラフォー女性が、めいっ子を引き取って母になることを決心。当時、小学生だったおにぎり2525さんが叔母に引き取られたときの体験を叔母目線で描きます。地元を離れ、40代前半まで仕事ひと筋で独身を貫いていたおにぎり2525さんの叔母、えっちゃん。「家族と離れて一緒に暮らしたい」というめいっ子を引き取って一緒に暮らし始めます。時に笑い合ったり、衝突したり、いろいろありましたが、めいっ子は無事に高校を卒業。自分で就職をすると決め、職場の寮に入るために家から出て行きました。

めいっ子が家から出て行き、久しぶりの1人暮らしが始まりました。ご飯の心配をする必要もなく、家事をしている横でゴロゴロされることもなく、ラクなはずが……。想像以上の寂しさを感じてしまうのでした。

「娘」から届いたメールにほっこり

ひとりでの生活が再スタートしてから約1カ月。ようやく慣れてきました。読書ができてしまうくらい、ひとりだと時間がせいたくに使えるということを実感します。

思ってみれば、めいっ子を引き取ってからの6年間は本当にいろいろなことがありました。転職、めいっ子の高校退学騒動、骨折での入院など……。そのときは大変でしたが、振り返るといい思い出です。

そんなとき、久しぶりにめいっ子からメールが届きました。開いてみると「お母さん、いつもありがとう」という文字が……。それを見て、思いがけずなった母親でしたが、楽しかったなとしみじみと思ったのでした。

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何の心構えもないまま突然なった「母親」でしたが、母親になる選択をしない人生が想像できないくらい、楽しい時間だったようですね。そんなふうに思ってもらえて、めいっ子も幸せなのではないでしょうか。

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著者：マンガ家・イラストレーター おにぎり2525

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