「実家に来るたび増えてる」父親がDIYで作るログハウス摸型の材料はまさかのあずきバーの棒！

実家の父親がDIYで作ったという精巧なミニチュアログハウスの画像がＸ（Twitter）に投稿され、大きな反響を呼んでいる。

親父があずきバーを食いまくってログハウス作りまくってる。実家に来るたびに増えてる。 https://t.co/h1q09YpLLk

— しげやん (@sige_yang) 2023年9月30日

投稿したのは制作者さんの息子のしげやん（@sige_yang）さん。画像には、薄く長細い木材を貼り合わせて作ったと思われる、見事なログハウスの模型が写っている。

しげやんさんが「実家に来るたびに増えてる」というミニチュアログハウスは画像にあるだけでも5棟並んでおり、それぞれ煙突やドア、窓も付いていて本格的だ。

実はこのログハウスの元となる木材は、市販のアイス「井村屋のあずきバー」の棒なのだそう！ これだけ大量のログハウスを作るために、お父様はいったい何本のあずきバーを食べたのだろうか…？

ユーザーからは「つい何本食べたのか数えてしまったw」「（硬いことで有名な）あずきバーだから歯の損害が少し気になった」「強いね、歯と血糖が」など、お父様を心配する声が寄せられた。

ちなみに、しげやんさんの奥様が補足で投稿した内容によると、試作の段階ではあずきバーの棒だったが、その後、100均で購入した市販の木材で作るようになったそう。

これだけの本数をお父様が実際に食べたわけではないとわかり、なんだかホッ。

@sakazak11 @sige_yang ツイ主の妻です、横から失礼します いつか近いうちに岩手県内のクラフトマーケットイベントで出品してみたいと昨日、お父さんが話していました。通販は未定です💦 ちなみに材料は、最初の試作品いくつかは自分が食べたアイスの棒でしたが、今は100均で買ったアイスの棒的な素材を使っているようです！

— ぽん2y6m &8m (@cotonapon) 2023年10月1日

また、「ちっちゃいパラボラ付いてんのめっちゃ好き」「ハートやクローバーや煙突がファンシー」「表札に井村って書かれてる」など細部にまで着目したコメントも多く、ログハウスの精度の高さに感動したユーザーも多かったようだ。

屋根のソーラーも伊達じゃなく夜になると光る https://t.co/rnA4A2tO30

— しげやん (@sige_yang) 2023年9月30日

お父様のログハウス作りについて、しげやんさんに詳しく聞いてみた。

「何かと使えそうなもの」を集めるのが好き

お父様があずきバーの棒でログハウスを作り始めたきっかけは何だったのでしょうか。

父は普段からいろいろとものを作る人なので「また何か作っているな？」と思いました。
もともと「何かと使えそうなもの」を集めるのが好きな人で、アイスの棒も「とりあえず取っておくか」となったそうです。
結構な量のアイスの棒が集まったので、何かに使えないかと考えた結果「孫が喜ぶかも」と家の模型を作ることを考えたと聞きました。
出典:Togetterオリジナル

1棟にかかる制作時間や総棟数は？また、参考にしているものはありますか？

1棟にかかる時間は1～2週間程度で、約2年前から作り始めたそうです。
現在は16棟完成し、17・18棟目を作っています。
雰囲気でデザインしているとのことで、細部を含めると同じものは一つもないそうです。
出典:Togetterオリジナル

しげやんさんもものづくりが趣味とのことですが、お父様の影響でしょうか？

こういった手作業をするために、私が子供の頃から自宅に工具を揃えていたので、その影響もあり私自身もいろいろ作るようになりました。
出典:Togetterオリジナル

「孫が喜ぶかも」と思ってログハウスを作り始めたお父様と、その血をしっかり受け継いでご自身もものづくりが好きになったという息子さん。

クリエイティブな趣味が父子のきずなをがっちり結び付けているとは、すてきな関係だ。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。

文：かなたあきこ 編集：Togetterオリジナル編集部