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文章・口頭はどう使い分ける?【保育士解説】問題を解決できる園への相談方法4選

  • 2023.10.11

「園での子どものことで気になることや心配なことを相談したいけれど、どういった方法で相談したら良いのか分からない」「先生に相談すべきことなのか迷っている」等と相談できずに悩んでいる保護者の方の声を耳にすることがあります。そこで今回は、先生への相談内容と相談の仕方について保育士ママ5人で運営している【いつママ(@itsumama_home) のあいママ】が解説します。

園生活で気になったことは、すぐに相談して

お子さんが幼稚園や保育園に通い始めると、心配なことや不安なことが出てくると思います。そんな時「こんなこと相談して良いのかな」と悩まれる方もいるかと思いますが、保護者の方が不安に思っていることや気になっていること、心配なことは、先生としても知りたいことなので、迷わずすぐに相談してくださいね。そうしたやり取りをすることで、保護者の方と先生が良好な関係性を築いていくことができ、お子さんのより良い園生活にもつながります。

一番よくないのは、相談しないことで勘違いや認識のズレが応じてしまうこと。安心してお子さんを預けるためにも「気になったことや心配なことは相談する」を大切にしてください。

また、家庭でのお子さんの様子や気になる姿(例えば、下の子が生まれてから赤ちゃん返りが見られる、疲れている様子があるなど)も共有しておくと、園でも様子を見たり、必要な関わりを考えたりしながら、保護者の方と共にお子さんのことを見守ることができます。

小さなことでも、迷う前に伝えてみてくださいね。

先生への相談の仕方4選

では次に、先生に相談したい時の具体的な方法を4つ紹介していきます。相談内容や緊急度によって方法が異なるので必要に応じて使い分けてくださいね。

1. 連絡帳に書く

連絡帳は保護者と先生の間で使われる1番身近で大切なアイテムです。事務的な連絡や日常的なやりとりには連絡帳が便利。深刻な相談ではなく「知っておいてほしいこと、伝えておきたいこと」という内容であれば、連絡帳に書いて伝えるのがおすすめです。

しかし、保育中に連絡帳を確認する時間はかなり少ない為、確認印のみでかえってくることもあります。必ず具体的な返信がほしいときは不向きです。

また、連絡帳は子どもがもって登降園ことが多い為、担任以外の先生や他の人の目に触れる可能性があります。特定の子の名前やセンシティブな相談を書くことは避けたほうが良いでしょう。内容は文字に残るため、誤解を受けるような内容でないか、誤りがないかをよく確認しましょう。

2. 手紙を書く

担任の先生に伝えたい事や相談したいことがあるけれど、他の人の目にはあまり触れてほしくないような内容の時や、文章にして丁寧に伝えたい時(文字に残したい時)は手紙が良いでしょう。

手紙は自分の思いや感情を整理しやすく、相手にもじっくりと伝えることができるところが良いですね。

手紙の方がより深い相談事に向いていますが、連絡帳同様に文字に残る点は注意が必要です。解釈で誤解を招かないか、内容は確実に正しいかをよく読み直してから渡すことをおすすめします。

3. 電話で話す

内容によっては文面ではなく、話をしないときちんと伝わらない時や文字として残すことに抵抗のある内容の時は、直接話せる電話がおすすめです。文字ではうまく表現しきれないことも、電話なら伝えやすいということもありますよね。

個人名などが出てくるような相談内容でも、周囲に聞かれないように対策しやすい点もポイントです。

先生が忙しい時間帯はじっくり話せないことがあるので、先生に電話しても良い時間帯をあらかじめ聞いておくことをおすすめします。その際、どんな話をしたいかを伝えておくと、先生も事前に準備できてお話がスムーズになりそうです。

4. 個別での面談時間を設けてもらう

電話ではうまく解決できないことや、ある程度の緊急性があり、担任と会ってじっくりと話をしたい時は面談を申し込むことをおすすめします。面と向かって話すことで、きちんとした話ができますよ。

また、緊急性がない場合は個人面談で伝えることもできます。ただし、個人面談はあらかじめ時間枠が決められているので、長くなりそうな話には不向きです。

面談を希望する際には、事前に連絡帳で先生に相談がある旨を伝えましょう。連絡帳には相談内容を軽く書き、都合の良い日と時間の確認をしてください。先生も面談は対応が厳しいことがありますので、確認を忘れず。また、相談内容を少し伝えておくと、先生も事前に準備ができ、内容のある面談につながると思います。

送迎時に相談は要注意

保護者の方とのコミュニケーションはお子さんの様子を知る上でとても大切であり、先生も意識して関わっています。しかし、送迎時の相談には注意が必要です。一言、二言のやりとりなら問題ありませんが、突然長々と相談を始めてしまうと、その間他の子への対応ができなくなってしまうため、先生が困ってしまうことも。

そうならないよう話し始める前には、先生に時間の余裕があり、相談可能かを確認してから話し始めると良いでしょう。先生の人数が多いときや、子どもの数が少ないときなら大丈夫という場合もあります。

心をオープンにして相談してみて

先生への相談の仕方はさまざまです。この記事を参考にしていただき、相談内容や緊急度に合わせて1番良い方法で相談してみてください。また、相談相手としては基本的には担任がよさそうですが、状況や内容次第では主任や園長など上の先生に相談するのも良いと思います。

保育園や幼稚園で働く先生は、大切なお子さんを預かる者として「どんな小さなことでも気軽に相談してほしい」と思っているので、心をオープンにして、ぜひ相談してみてくださいね。

著者:itsumama55

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