「ねぇ、ちょーだいッ♡」【略奪婚】だけじゃ我慢できない！？強烈な「クレクレ女」にドン引き！

学生結婚をした夫とささやかな暮らしを送っていた友人B子。
勤務先で知り合った男性と不倫関係に陥り、その男性の子を身ごもってしまいます。
その後どうなったのか、B子から聞きました。

B子は、大学生の時に同級生と恋に落ち、学生結婚をしました。
お腹に新たな命を宿しての、授かり婚でした。

小さなアパートでの家族3人の暮らしは、穏やかで幸せそうに見えました。
幼い子どもの無邪気な写真が、たびたび私のスマホにも送られてきました。

子どもが少し大きくなると、B子は念願のアパレルショップで働き始めます。
学生結婚だったB子には、初めての社会人経験でした。
美人でスタイル抜群のB子に、アパレル業界は、ピッタリのように思えました。
ところが……。

なんと、B子は、同じショップの男性店員、A郎と不倫関係になったのです。
しかも、A郎の妻もまた、同じショップの店員という修羅場でした。
それでも、走り出した2人の恋はもう誰にも止められませんでした。

不倫は、すぐにA郎の妻に知られることとなりました。

妻に「A郎と別れてほしい」と詰め寄られても、B子は絶対に首を縦に振りませんでした。
同級生の「子どもっぽい」夫よりも、目の前でバリバリ働くA郎が「大人の魅力ある男性」に見えたのだそうです。
これも、B子の社会経験の未熟さが原因にあったのかもしれません。

そしてB子はA郎の子どもを身ごもります。

当然、B子の夫は号泣し、激怒しました。あってはならない裏切りでした。
夫はすぐに離婚届にサインをし、子どもを連れて実家に帰ってしまいました。
それ以来、B子はわが子とは、一切会えていません。
これも自業自得なのでしょう。
母親を訳もわからず奪われた子どもが、一番かわいそうでした。

A郎も離婚が成立し、それぞれの夫と妻の双方から、莫大な慰謝料を請求されることになったのです。

略奪婚に成功した2人でしたが、結婚してほどなく、驚愕の事実が発覚します。

なんとA郎には、消費者金融から、多額の借金があったのです。
原因は、A郎のギャンブル癖にありました。

結婚前は、デートでスマートに支払いをしてくれていたA郎でしたが、それはただの仮初めの姿だったのです。

交際が明らかになった時点で、2人とも職場からは解雇されていました。
どちらも実家からは勘当され、頼るすべも失いました。

お腹の大きなB子は働き口を見つけることができず、再就職したA郎も、以前ほど待遇の良い会社ではありません。

借金に加えて、のしかかる多額の慰謝料。
ついに2人とも自己破産の決断をします。

そんな中、お腹の子が誕生しました。
そしてその後も、4人の子を産み続けたのです。

その日の暮らしにも苦労するような極貧生活に陥りながら、A郎の仕事は長続きせず、職を転々としました。
B子はパートを掛け持ちしながら働いていました。

実はここからが、B子の本領発揮なのです。

「結婚してる人だったからこそ、A郎に惹かれたんだと思う」
と、今ではサラリと言ってのけるのです。

B子は、根っから「人のものが欲しくなるタイプ」なのでした。

当然、子どもたちの持ち物は、近所の家から古くなったものを貰ってきました。
家の中には家具らしい家具もなく、子どもが小学校に入るころには、学校にも「クレクレ活動」を進出させます。
優しい先生方は、個人で持っている学用品や、廃棄処分された机、椅子などを譲ってくださりました。

SNSでそのことを写真付きで自慢してしまうB子でした。
見ている周囲は、もう、子どもたちが不憫で、いたたまれませんでした。

「ねぇ、ちょーだいッ♡」【略奪婚】だけじゃ我慢できない！？ 強烈な「クレクレ女」にドン引き！