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やめたら捨てなくなりました! 女性約100人に聞いた「食品やコスメを使い切るコツ」

  • 2023.10.9

生活をしていると、なかなか使いきれないなと思うものに出合うことはありませんか? 食材や調味料、コスメなど、まだ余っているのに賞味期限や使用期限が来てしまうことってありますよね。そこで、女性たちが普段どのようなものを使い切れていないのか、そして使い切るためにどのような工夫をしているかなど、気になる「使い切り事情」についてanan Beauty+ clubのメンバーに聞いてみました。

使い切れないもの、こんなにあります!

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に、「使いきれないもの」についてのアンケートを実施。なかなか使い切ることができていないものや、使い切れないまま新しいものが欲しくなった時にどうしているかについて聞いてみました。

今回は「食材」と「化粧品」の2部門に分けてご紹介します。

食材編

「ジャム。少しずつ使って食べきるものもあれば、賞味期限をすぎてごめんなさいするときもある」(35歳・会社員)

ジャムを使いきれないという回答はとても多く寄せられていました。開封すると賞味期限が一気に短くなるので、購入時は要注意です!

「ソース、ジャム、味噌など。賞味期限が来たらごめんなさいしてます」(36歳・会社員)

調味料系はなかなか使いきれないですよね。とはいえ1回で大量に使うわけにも、期限切れのものを無理やり使うわけにもいかないため、難しいところです…。

「焼肉のタレ、ポン酢。使いたいと思った頃には期限が切れてることが多いので、毎回新しい物を買っている」(39歳・その他)

使用頻度が低い調味料だと、1回限りの使用で賞味期限が切れてしまうものも。筆者は家にあるのを忘れて同じ調味料を買ってしまうこともあり、倍速で賞味期限に追われています。

「ドレッシング。賞味期限が切れていない時は新しいものを買うのはなるべく我慢する。冷蔵庫の置き場問題もあるので、2個までと決めている」(40歳・主婦)

同じドレッシングばかりだと飽きてしまうものの、買い過ぎても使い切れず…。回答してくれたかたのように、購入してもいい個数を決めておくといいかも。

コスメ編

「アイシャドウ。どうしても使わない色が出てきてしまい、使いきれません」(31歳・会社員)

パレットタイプのアイシャドウは、減る色と減らない色の差が出がち。特に締め色は部分的にしか使わないので、残りやすいかもしれませんね。

「アイシャドウ。使わない色は使わないので割り切って買い換える」(40歳・主婦)

こちらの方は割り切って買い換えるとのこと。使わない色をとっておいても仕方がないので、懸命な選択かも…?

「チーク、口紅。新しく欲しいものが出たらとりあえず買って、前のものがなくなってから使う」(33歳・会社員)

コスメはどんどん新しいものが発売されるため、目移りしてしまいますよね。次に使おうとストックしていたら、どんどんストックが増えることも…!

「コスメの中でも、特にアイシャドウ。コスメはいくらあってもいいというのが私の持論なので、新しいものが欲しくなったらすぐに買う。古いものは1〜2年を目安に使用期限だと思って捨てています」(31歳・自営業)

コスメにも使用期限があり、開封済みのものは1年が目安。特に目元に使うものは雑菌の繁殖などで危険なため、期限が過ぎてしまっているものは思い切って処分がおすすめです。

「香水。処分が難しいのでとても困っています」(36歳・会社員)

香水にはアルコールが含まれていることが多く、そのまま捨てるのは危険。中身の処理をしてから、パッケージとうまく分解して捨てる必要があるんです。分別を考えると、捨てるのが億劫になりますよね…。

「ボディークリーム。使い終わる前に新しく購入して使わなくなったり、使用感が違って使わなくなるものもある」(39歳・専門職)

ボディクリームは大容量のものが多く、使い切れないことも。購入前にテスターで試せればいいのですが、ネット通販などで買うとなかなか難しいですよね。

「マニキュア。固まりだしたらさようならする」(39歳・主婦)

マニキュアが固まるのは意外と早いもの。薄め液で溶かすと伸びが復活するので、1つ持っておくと安心です。

「日焼け止め。1年前のは体に、今年買ったものは顔用に。それより古いものは捨てる」(34歳・主婦)

日焼け止めにも使用期限が。未開封であれば3年ほど持つものがほとんどなので、いくつも持っている場合は開封したものから使い切るようにしましょう!

「入浴剤、チーク、アイシャドウ、口紅。新しいものが欲しくなってしまうと次のを購入し、可能であればフリマサイトで売る」(29歳・会社員)

使用しなくなったものは、フリマサイトで売ってしまうのもおすすめ。使用済みでもコスメを安く買いたいという需要が多く、売りやすいんだそうです。

使い切るための工夫を教えて!

使い切れないものをいろいろと挙げていただきましたが、とはいえできれば使い切りたいという考えの方が多いはず。そこで、女性たちが購入品を使い切るために工夫していることについても聞いてみました。

食材編

「なんでも容量が小さいものを買う」(39歳・主婦)

大容量サイズの方がお得に見えてつい手が伸びてしまうのですが、一旦ストップ! 使用期限や家族の人数、使用頻度などを考えると、小さいサイズの方が無駄がないかも。

「ドレッシングは買わないことにした」(34歳・会社員)

あると便利なドレッシングですが、買わなくてもなんとかなるもの。調味料を混ぜるだけで手軽に作れるものもあるので、ぜひ手作りドレッシングに挑戦してみましょう!

「大葉などの野菜はやみつき〇〇みたいな料理で頑張って使い切る」(40歳・会社役員)

大量に余ってしまいそうな野菜は、その野菜を主役にした料理で消費を! 筆者も大葉がよく余ってしまうので、「やみつき大葉」で検索してみたいと思います。

「ソースは小さいサイズのものを。料理用に買ったジャムの残りはパンやヨーグルトにも使用。味噌は冷凍庫へ」(36歳・会社員)

頻繁に余る食材については、それぞれ余った時の対処法を持っておくといいかも。冷蔵や冷凍を駆使してなるべく長く持たせるのもコツの1つですね!

コスメ編

「化粧品はなるべく使う色だけのものを選ぶ(これがなかなか難しい…)」(31歳・会社員)

自分に必要な色だけ入っているパレットって、なかなか見つからないものですよね…。似合う色を探りつつ、なるべく自分にとって“捨て色なし”のメイクパレットを探してみて!

「香水は持ち運び用の小さいのしか最近は購入しない。あれこれ変えずにずっとそれを使い続ける」(36歳・会社員)

化粧品や香水などは気分で使い分けたくなるのですが、買いすぎに注意。いろいろ試したい場合は、トライアルサイズなども活用してみて!

「口コミを見て、よく考えて購入している」(39歳・専門職)

口コミは化粧品類を買う時の大きな指標に。特に自分と似た人の口コミを探してみると、より購入後のイメージが沸きやすくなるはずです。

「なるべく思い立ったその日には買わないようにしている」(26歳・会社員)

買う前に一歩立ち止まることも、使い切れなくなるような無駄買い防止に大切。1日経っても欲しいものだけを買う、など自分なりのルールを決めておくと迷わずにすみそうです。

女性たちの意見を参考に、“使い切る生活”を!

女性たちが使い切れないものや、使い切るための工夫についてご紹介しました。

食品や化粧品などは、どうしてもすべてを使い切るのが難しいことも。とはいえ、なるべく無駄になってしまわないよう、女性たちが教えてくれた使い切るためのコツを参考にしてみてくださいね。

筆者情報

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)R-DESIGN/AdobeStock

文・比嘉桃子

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