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知らないと大損する!「投資初心者」がやりがちなNG行動

  • 2023.10.9

知り合いに勧められて、つみたてNISAなどの投資を始めた人もいるかもしれないが、投資初心者がやりがちなNG行動がいくつかある。たとえば、損が出たからといって、慌てて売却する人がいるが、長期的な目線で考えて投資を続けたほうがいいこともあるだろう。来年から新NISAも始まる。その前に、投資初心者がやりがちなNG行動を知り、損をしないようにしよう。

■2024年に始まる新NISAで「やってはいけない」こと

2024年から始まる新NISAは、いまのNISAと大きく変わるため、勘違いから損をするリスクがある。新NISAは気をつけて運用をしないと、次のような失敗をしてしまうかもしれない。

●たくさん売買してかえって利益が減る

新NISAで何度も商品を売ったり買ったりすると、かえって利益が小さくなる可能性がある。

いまのNISAだと商品を売っても非課税枠は増えないが、新NISAだと非課税枠が復活するため、利益が出たら売って新しく投資しようと考えるかもしれない。

しかし初心者は、長期投資のほうが利益は増えやすいといえる。

長期投資には、利益をさらに投資に回すことで資産が雪だるま式に増えるという複利効果がある。また、売却時の手数料で利益が目減りしないのもメリットだ。

●損しているときに売って税金が増える

値動きの激しい株式などに投資して、損が出ているときに売ると、利益に税金がかからないというNISAのメリットを得られない。

それどころか、かえって税金が増えるリスクすらある。

いまのNISAでも新NISAでも、NISAの損失はほかの投資で得た利益と相殺できないからだ。

NISAで損が出ているときは、あわてて売らないよう気をつけたい。また、初心者はつみたて投資枠を使って、損が出にくい投資信託から始めるとよいかもしれない。

■「つみたてNISA」相場が暴落後のNG行動と事前にやっておくべきこと

投資を長く続けていると、相場の暴落にあう可能性がある。2020年のコロナショックなどが記憶に新しいところだ。つみたてNISAのような長期の投資では、暴落時にどのように対応すればよいでしょうか。

●「暴落は起こる」と想定しておくこと

つみたてNISAのような長期の積立投資では、相場の暴落はいつか起こるものと考えておくことが大切だ。

たしかに相場が暴落すれば、つみたてNISAで買った資産も影響を受け、大きく値下がりする可能性もあるが、相場の暴落は永遠に続くようなことはなく、いずれは回復するものだ。

2020年の2月から3月に世界の株価が大暴落したコロナショック後、今では多くの株式市場で価格が回復している。

●暴落時に慌てて資産を売る「パニック売り」はしないこと

暴落に遭遇すると平常心を保つのは難しいが、「パニック売り」だけは避けよう。

「いつかは暴落が収まる」「回復して値段が元に戻る」と思っても、値下がりがいつまで続くかの予測は難しいし、下落の最中にあると我慢できなくなるものだ。

しかし、いつかは暴落も収まる。一時の感情で売ってしまうと、後悔することになるだろう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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