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コレだけで飛ばせるの!?ドライバーの超簡単“飛ばしのコツ”

  • 2023.10.9

「しっかり遠くへ飛ばしたい!」ゴルファーなら、誰もがそう考えているはず。だけどなかなかうまくいかないですよね。しかし! コツをしっかり抑えて実践すれば、簡単に“いつもより遠くへ”飛ぶんです。今回は、ドライバーの飛ばしのコツをピックアップ。ゴルフが気持ちのいい季節、ボールも気持ちよくまっすぐ遠くへ飛ばしちゃいましょう!

【飛ばしのコツ★01】手元を目標方向に出しながら打つ!

大切なのは、手元を目標方向に出すハンドファーストのインパクト。手元を出す動きによって入射角とヘッドの向きが安定し、スイングスピードが減速しない。また手元と一緒に体が回るため、体のターンが鋭くなるのもメリット。ここ一番のティーショットでは、ハンドファーストを忘れずに打つのが、飛ぶし、曲げないコツ!

ハンドファーストのインパクトは手元先行で始動する!

テークバック

ダウンスイング

インパクト

スイングの始動を「手元先行で行なう」のが金田式のハンドファーストのインパクトを作るコツ。「手元を右に動かした反動を使って、左に出して打つ感覚です」(金田)。バックスイングで手元を先に動かすと、ダウンスイングでも手元を先行させられる。


金田久美子
●かねだ・くみこ/1994年生まれ、愛知県出身。166cm。「キンクミ」の愛称で呼ばれる人気プロ。11年フジサンケイレディスクラシックで初優勝。昨季は樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで2勝目をあげ、今季は3勝目を目指す。スタンレー電気所属。


【飛ばしのコツ★02】ティーを高くして即効飛距離アップ!

「もうこれ以上飛ばなくていい」なんて思うアマチュアゴルファーは一人もいませんよね? 「ドライバーをもっと飛ばしたい!」を叶える方法はいろいろありますが、誰でも、すぐに、簡単にできるのが「ティーを高くする」こと。これだけで意識しなくても飛ばせるスイングに自然に変わるんです!

思い切りティーを高くするだけでアドレスでもインパクトでも右肩が自然に下がり、スイング軌道はダウンブローではなくアッパーブローになります。「高くティーアップしたことで大きく広がった入口にヘッドを入れてアッパーに打つと、打ち出し角が高くなりキャリーが伸びます。これで大きな放物線を描いてもっと遠くへ飛ばせる球が打てますよ!」(赤坂)


解説=赤坂友昭
●あかさか・ともあき/1985年生まれ、福岡県出身。国内外・男女のプロのスイング、最新のゴルフ理論、クラブや体の使い方などを日々研究し、東京ゴルフスタジオやトータルゴルフフィットネスでレッスンを精力的に行っている理論派コーチ。

モデル=永澤怜門


【飛ばしのコツ★03】緊張していてもうまくいく!ドライバーの振り方はコレ!

ひさしぶりのラウンドや「今日こそはがんばりたい!」そんなふうに考えている日に「うまくいくかな……」と不安になってしまうのが、ティーショット。とくにスタートホールは、緊張感が増してうまく当たらないこと、ありますよね? これは緊張でインパクト時の体の回転が止まり、手先でクラブを振り上げてしまうことが原因のひとつ。これを防ぐためにも緊張している時ほど「顔が隠れない視界良好なフィニッシュを作る」ことを意識してみましょう。

×の悪い例は、緊張している時に起こりがちなスイング。体の回転が止まり、手先でクラブを振り上げてしまうと写真のように顔と右腕が重なり、前(目標)が見えなくなります。○のように顔を隠さない状態で振り切れれば、体の回転を止めずに同調性の高いスイングができている証しです。

左腰を意識!体の回転に合わせてクラブを左に振る

では、「顔が隠れない視界良好なフィニッシュ」を作るにはどうすればいいのか。ポイントは腰にあります。腰の左側をしっかり回すことを意識しながら、体の回転と腕の振りを同調させて、クラブを体の左サイドに振り抜きましょう。そうすれば、視界良好のフィニッシュが完成! インパクトの詰まりが解消し、ミート率がよくなりますよ。


西山ゆかり
●にしやま・ゆかり/1982年生まれ、神奈川県出身。162cm。レギュラーツアーは15年Meijiカップ、18年バンテリンレディスで優勝。今季はステップアップツアーで、3試合連続を含む4度の2位をマーク。フリー。


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