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食堂の隠れた逸品は、台湾の家庭料理「瓜仔肉」。【&Taipei 台北の朝ごはん 】

  • 2023.10.9

『正宗阿偉咖哩飯 ツェンツォンアーウェイカーリーファン』の 瓜仔肉(グァーズーロウ)。

中央が「瓜仔肉」。1人分30元。いつも写真のように2人分頼む。

台北のパワースポット・龍山寺の程近く、東三水街市場・新富市場の中で30年以上地元民から愛される小さな食堂。働き者のオーナー阿偉(アーウェイ)さんやご家族が、夜中から仕込んで朝5時から店を開けているというから驚きだ。看板に掲げる台湾式のカレーが人気だが、日本の旅行客にはぜひ隠れた逸品「瓜仔肉(グァーズーロウ)」をお試しいただきたい。豚ひき肉とキュウリなど瓜類の漬物を刻んで混ぜ、蒸しあげたもので、台湾の代表的な家庭料理の一つだ。これにいくつかの野菜類(1皿20元)、目玉焼き(1枚15元)に味噌汁と白ご飯を頼めば、なんとも豪華な朝ごはんに。瓜仔肉のたれをご飯にかけ、目玉焼きをのせて食べるのがおすすめ。メニューがないので、指さしで注文を。

正宗阿偉咖哩飯 ツェンツォンアーウェイカーリーファン

台北市萬華區廣州街92巷2號 02−2308−4311 5:00~13:00 月火休

※この記事は、No. 119 2023年11月号「&Taipei」に掲載されたものです。

台北在住ライター 近藤 弥生子
出典 andpremium.jp

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

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