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気づいたら借金総額400万円...督促の電話に震える私が味わった地獄

  • 2023.10.8
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あなたはお金を借りすぎて借金地獄に陥ったことはありますか?今回は借金にまつわるエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

■バブル時代に憧れて…

私が20代後半だったときはバブル時代真っただ中でした。若い人でも外車に乗ったり、ブランドの服を着ている人が多かったです。

当時、私は普通に仕事をしていましたが、一人暮らしで給料が安く、日々節約したりしながらなんとか生活していました。しかし、流行のブランド品が欲しくてカードローンを作ってお金を借りるようになりました。

最初は5万円程度でしたが気がつけば10万円借りていることもありました。最初は返済も2万円くらいでしたので、給料で返済できましたが、借入額をどんどん増やした結果、とうとう返済のためにお金を借りるようになり、あっという間に借金は300万円まで膨れてしまいました。

「ヤバい!」と思いながらも借りてしまい、返済の時期がくると恐怖を感じていました。その気持ちとの戦いで暮らしてましたが、さすがに借金額が400万円近くなった時、月の返済が1日遅れるとカード会社から電話がきて「延滞金が発生します」と言われて、やっと本当にこれ以上借りてはいけないと気づきました。

■借金=貯金をおろす感覚

それからは夜のバイトもして、なんとか無駄遣いをやめて返済のみに力を入れました。自分の月給から生活費を除いた額より、はるかに月の返済額が多いので、他から借りなければ払えない悪循環に陥り、本当に地獄を見ました。

もう少し早く気づけば、そこまで地獄ではなかったと思います。カードローンは本当に怖いです。借りる時はなぜか自分の貯金からおろすような感覚になるのです。

しかし、返済が近くなると「どうしよう、また借りなくては…」と不安になり、なんとか返済しても、また借りてしまうのです。

完済してからホッとした気持ちで二度とお金は借りないと決めました。完済まで5年近くかかったと思います。高い勉強代でしたが、お金について深く学べたと思います。

(50代・女性)

今回は、借金にまつわる体験談についてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部

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