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「そのうち良くなるでしょ…」胃痛を放置していたら1週間後には激痛に嘔吐まで…!→搬送先の”診断結果”とは!?【医師監修】

  • 2023.10.8
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体に突然異常を感じて、救急車で運ばれた経験はありますか? 「なにかいつもと違うな」と思っても、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、「突然救急車で運ばれたエピソード」をご紹介します。

Aさんの場合……

産後2ヶ月の頃、初めての育児の疲れからか、胃の辺りが少し痛い日が1週間ほど続きました。 そのうちよくなるだろうと思い放置していたのですが、1週間がたった頃の夜、激痛に襲われ、嘔吐も数回しました。 夫に胃薬を用意してもらい服用しましたが一向によくならず、その後も胃痛がひどくなり嘔吐も止まらず、汗も沢山出ていました。 夫に救急車を呼んでもらい、病院に運ばれるとそのまま入院になりました。 診断の結果、ストレス性胃腸炎でした。

どんな治療を受けましたか?

搬送されてすぐに、点滴で睡眠薬と胃痛を治める薬が投与されました。 次の日からは2週間ほど胃を正常にする薬と、胃が痛む日は鎮痛薬を服用しました。 処方された薬を飲み切るころには回復していました。

伝えたいことは?

違和感を放置せずにきちんと受診していたら、こんなに痛くなることはなかったかもしれないと今でも反省しています。 少しの胃痛でも油断は禁物です。 すぐに病院を受診し、先生に相談してください。

違和感があるときは早めに専門家へ

身体に痛みや違和感を覚えたときは、早めに専門家に相談してみましょう。 身体からの大事なサインを見逃さないようにしてくださいね。 今回は「突然救急車で運ばれたエピソード」をお届けしました。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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