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元夫と不倫した姉に慰謝料を請求。ある理由で母親とも絶縁することに…<家族なんていらない>

  • 2024.4.6

出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。夫と不倫をする姉・咲良の居場所を突き止めた小梅。部屋からは小梅の娘・麦ちゃんの泣き声が聞こえます。姉の咲良は離婚届にサインすることを条件に、小梅を部屋へ入れました。小梅は「夫の不倫相手に麦は渡せない」と咲良に言いますが、小梅がシングルマザーになって子どもを育てられるはずがない、子どもには父親と母親が必要だと言い返してきます。そして、自分たちと一緒にいた方が麦ちゃんは幸せになると主張し、娘を差し出すように迫りますーー。

シングルマザーとして麦ちゃんを育てられるはずがない!と咲良に言われた小梅ですが、「お姉ちゃんだけは娘を渡さない!」と宣言。姉妹がバチバチモードになっているところに、やっくんが登場します。

そして親権の話になりますが、やっくんはいらないとあっさり。それより気にしていたのが、慰謝料や養育費といったお金のこと。払いたくなさそうな夫を見て、小梅は「全財産奪う勢いで請求してやる!」と憤ります。結局、咲良は「きっとすぐ妊娠するから……」などと言い、麦ちゃんを引き取ることを諦めました。小梅は夫と姉に怒りつつ、「もう家族でもなんでもない!」と言い放ちます。そして2人は離婚届にサインすることに……。

離婚届を提出。その後の暮らしは…

意志が固まった小梅はさっさと離婚届を記入。「私が役所に届ける」と話すと、姉の咲良は「出さないで婚姻関係を続けるつもりでは?」と疑います。しかし、やっくんにもう未練がない小梅は、「バカじゃないの!」と一蹴しました。「慰謝料だけ準備しておいて!」と言い残して2人と別れます。

そして、離婚届の証人欄にサインをもらうべく、親友のかれん、未来のところへ。かれんには、やっくんとの不倫を疑ったことを謝罪。小梅の事情を知る2人は離婚届の証人をお安いご用!と引き受け、小梅の決断を応援するのでした。

役所で離婚届が受理され、約4年の結婚生活が終了。小梅は3人で暮らしたマンションを出て、職場近くのアパートに引っ越しました。これまで咲良に金銭的援助してもらっていた母が「アンタのせいでお姉ちゃんからの援助がなくなった」と文句を言ってくるため、実家には戻らず……。そして、母がパチンコで借金を作っていたこともわかり、母とも距離を置くことに。


姉・母・元夫と距離を置いた小梅ですが、父とはこっそり連絡をとりあい、麦ちゃんに会わせています。そして、結婚したやっくんと咲良はというとーー。

夫婦の絆はもろいものでしたが、親友の絆は固かったですね。どんなときも信じて寄り添ってくれる親友がいると心強いですよね。心機一転、新たな生活をスタートさせた小梅。「私たちならきっとすぐに妊娠する」と宣言していた咲良、そしてやっくんのその後が気になりますね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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