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【京都和食】秋祭シーズンに食べたい☆京都駅の老舗料亭『和久傳』鯖寿司は駅弁にも最適☆

  • 2023.10.8

おおきに~豆はなどす☆今回は下京区、京都駅にある百貨店・伊勢丹内にある京料理老舗。京都の祭りシーズンに欠かせない鯖寿司をテイクアウトしていただきました。

京都駅の老舗料亭『和久傳』の鯖寿司

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下京区、京都の玄関口でもある京都駅。その京都駅直結の百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」。地下の食料品店フロアは常に人気で多くの客が利用するスポット。さらに上階のレストラン街も昼時であれば、どのお店も行列をつくっています。

そんな中、こちらも人気の京料理老舗『和久傳』。明治3年に京丹後で料理旅館として創業し、現在は京都市内に数店舗ある名店。こちらは食事するなら予約するのが基本のようで、行列はできていないものの、飛び込みのお客は満席のため入店できない様子でした。

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この日はここで食事するのではなく、テイクアウトしようとやってきました。ちょうど京都は秋のお祭りシーズン真っ盛り。ならば、お祭りに欠かせないフードである鯖寿司を食べよう、と。

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昔から京都の祭りシーズンには鯖寿司が必須で、最近でこそ鯖寿司はお店で買うのが当たり前の世界になりましたが、かつては各家庭で鯖寿司をつくり、祭りの際に親戚に配り合ったりするような身近な食べ物で、うちの母もよく作ってくれました(笑)

京都市内には老舗京寿司の鯖寿司も各種あり、それぞれ上質の鯖を使いプロらしい工夫を凝らしたものも。そんな中、最近では料亭や割烹でもテイクアウトで鯖寿司を提供するお店もあり選択肢もいろいろ。

で、今回は和久傳さんの鯖寿司を食べてみたい、と思いやってきたわけです。

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店内、エントランスには季節のお花が飾られ、ここが伊勢丹のフロアであることを忘れるような静寂さも感じます。

とはいえ、食事スペースはこの日満席で多くの方が食事されていました。以前私も利用したことがありますが、11階からの眺望も楽しめ、お一人様でも気兼ねなく利用でき、特に旅行や観光で来られる人にとってはカジュアルに京料理が楽しめます。

で、受付で鯖寿司を注文すると20分ほど調理に時間を要するとのこと。なので、時間に余裕のない方やお土産や駅弁として持ち帰りたい方は予め電話で予約するのがベターですね。

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今回は自宅に持ち帰り、少し遅めのランチとしていただきました。
しっかりと保冷もされ安心。鯖寿司の中には当日食べることはもちろん、翌日の方が味が乗ってて美味しいと推奨するものもありますが、こちらは当日消費。とはいえ、今ぐらいの暑さだと食中毒懸念もあり、どの鯖寿司も当日消費かもしれません。

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こんな具合に箱にはいっており、水引調に結ばれ、付属に利休箸やつまようじ、お手拭きもあります。

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中は笹の葉が敷かれ、その上に昆布で巻かれた鯖寿司4切れ、甘酢生姜が添えられています。これで一箱1944円。

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そのまま箱に入った状態で食べてもよかったのですが、自宅だったので一応お皿に移し替えて。なので、観光旅行で来られた方なら、帰りの新幹線内の駅弁としても最適な鯖寿司。サイズ感も女性ならこれくらいがベストかも、と。

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今回の鯖は静岡県焼津で水揚げされたものを使用しているとか。脂の乗りはまだ時期としてはどうかな、とも思いましたが、思ったより肉厚で十分な脂の乗り。寿司飯は寿司酢に赤酢や醤油を使われているような褐色。鯖と寿司飯の間には千切りの生姜も挟まれ、さらに昆布で巻いてあるのでわかりづらいですが、鯖の皮目に味が染みやすいように浅めに飾り包丁も施されています。プロの細やかな仕事ぶりが見て取れます。

実食すると、いい塩梅の味付けで甘さは控えめ。塩と酢のバランス絶妙。寿司飯の固さもちょうどよし。噛むと鯖の脂が口の中で広がり、思わず日本酒が飲みたくなるような(笑)食事としてはもちろんですが、お酒のアテにもピッタリ。

特に、これからもっと脂の乗った鯖が出回るころには、さらに鯖寿司が美味しくなります。今も昔も祭りシーズンに食べたい京都の風物詩ですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:京都和久傳
場所:京都市下京区東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 11階
電話:075‐365‐1000
営業時間:昼 11時~15時 [最終入店 14時] 夜 17時~22時 [最終入店 20時]
定休日:ジェイアール京都伊勢丹に準ずる
公式サイト:http://www.wakuden.jp/ryotei/kyoto/

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