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信用にキズがつくかも!「クレカを解約」するとヤバい時期がある?

  • 2023.10.8
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クレジットカードを何枚も持っていると管理が難しくなるため、あまり使っていないカードは解約すべきだが、解約を避けるべき2つのタイミングがある。解約のタイミングを間違えると損するだけでなく、新たにクレジットカードを作ろうとしたときに審査に通りにくくなるかもしれない。

■1 入会してすぐに解約する

入会してすぐの解約を繰り返すと、信用情報に傷がつき、クレジットカードや住宅ローンの審査に通りにくくなる可能性がある。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの契約内容や支払い状況を記録したもので、将来申し込むカードやローンの審査に影響を与える。

短期間の解約と見なされる期間は明らかでないが、6ヵ月以内の解約を繰り返すと、新しいクレジットカードを作りにくくなる可能性がある。

審査に落ちるリスクを少しでも減らしたいなら、クレジットカードを作って少なくとも1年ほど経ってから解約したほうがよいかもしれない。

また、入会特典を受ける権利を失ってしまうことも、入会してすぐの解約を避けるべき理由だ。

クレジットカードによっては、入会した人に対してキャッシュバックやポイント付与などの特典を用意しているが、特典を受けるための条件として「初回のカード利用」などと定めていることがある。入会してクレジットカードを1回も使わないまますぐに解約すると、特典を受けられなくなってしまう。

入会特典だけを目当てに入会と退会を繰り返すのは避けるべきだが、何らかの理由でやむを得ず早期に解約したいなら、入会特典を受け取った後のほうがよいだろう。

■2 年会費を支払った直後に解約する

年会費を支払ってすぐに解約すると、損することになるので避けたほうがよい。

1度支払った年会費は、解約しても返金されることはない。その上、解約してしまえば旅行保険や空港ラウンジを使えなくなり、加盟店での優待割引なども受けられなくなる。

クレジットカードを解約するなら、年会費が請求される少し前のタイミングで手続きしたほうが、会員特典を上手く使えるだろう。

ただし、年会費の請求がまだ先だからと油断してしまい、気づかないうちに引き落とされていたということのないよう、解約のスケジュールはしっかり管理してほしい。

クレジットカードを解約して枚数を減らすと、年会費の負担が軽くなる、万が一不正利用されたときにすぐに気づきやすくなる、といったメリットがあるが、解約するならこの2つのタイミングは避けよう。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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