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和風・洋風・フルーツも! 100本のアイディア「ハルマキ」作ってみたら。

  • 2023.10.8
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桃と豆腐に、生ハムしいたけ。ハルマキの可能性は無限大!

銀座でドイツワインと野菜料理の店「ワインセラー ローゼンタール」を営む島田由美子さんによる、100種類の創作ハルマキを集めた本『ハルマキ100本ノック』(光文社)が2023年10月4日に発売された。

本書は、コロナ禍で「自宅で料理をし続けるのがしんどい」という声に応えて、2020~2022年にWEB版『HERS』で毎週1本ずつハルマキのアイディアを紹介していた連載を書籍化したものだ。

「春巻」ではなく「ハルマキ」なのは、王道の中華料理の春巻とは少し違う作り方をしているから。たっぷりの油は使わず、大さじ4の油だけで作るためヘルシーだ。巻き終わりの糊付けもせず、巻き目を下にして揚げ焼きすることではがれずきれいに仕上げる。具材は餡にせず、ほとんどが切って巻くだけだ。

中華の枠を飛び出して、何でも巻いてしまうのが島田さん流。「桃+豆腐+クリームチーズ」「しいたけ+生ハム+ゴルゴンゾーラ」「小松菜+かつお節」「みょうが+長芋+赤味噌」......意外だけれど美味しそうな具材がずらりと並ぶ。

「これ巻いてみたらどうなるかな?」という素朴な好奇心がすべてのスタート。作ってみなければ、自分でもどうなるのか分からない。ドキドキしながら、時には一杯やりながら、出来上がりを待つ時間が楽しく、あらゆるものを巻いて作ったのが100本の「ハルマキ」です。(本文より)

家族の食卓にも、おつまみにもぴったり。島田さんが選ぶ、ハルマキに合わせたいおすすめのお酒も本文中で紹介している。100本コンプリートしたら、オリジナルの101本目を考えてみるのも楽しそうだ。

■島田由美子さんプロフィール
しまだ・ゆみこ/ドイツワインと自家菜園の野菜を中心とした料理を楽しめる「ワインセラー ローゼンタール」店主。出版社勤務を経て、ワインを学ぶために渡仏。帰国後、ワイン情報誌の編集に携わる。飲食店のアルバイトを経て、同店店長となり、2015年より店を引き継ぎ経営者となる。2020年~2022年の2年間、『HERS』webにて「ハルマキ100本ノック」を連載。「ハルマキ課長」としても、地道に活動中。

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