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『目の痙攣』と『動悸』がするように…?立て続く体調の異変に…⇒病院を受診した結果【医師監修】

  • 2023.10.7
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健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか? 「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。 そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。

Dさんの場合……

初めは右目が1週間ほどピクピクし、それが収まったと思ったら左目のピクピクが1週間続きました。 その後、ピクピクは収まったのですが、両目がドライアイのようになり充血し、眼精疲労で携帯を見るのもテレビを見るのも苦痛でした。 それから約半年すぎてからは手の震えや動悸、食べても痩せるなどの症状が。 さらに、喉仏のあたりが腫れてると友達に指摘され病院に行った方がよいと言われ受診を決意しました。 診断の結果、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)とわかりました。

どのような治療を受けましたか?

血液検査をして、メルカゾールという薬で甲状腺の数値を正常にする調節をしました。 初めは週1回の血液検査、だんだん2週に1回、月に1回と頻度は減っていきました。 動悸を抑える薬は毎朝服用しています。

伝えたいことは?

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は治っても繰り返す疾患のようです。 ですが、仕事が出来なくなるなどの制限はつかないので、気長につきあっていければよいと思っています。

違和感を覚えたときは早めに専門家へ

目や喉の違和感から病院を受診し、疾患が発覚したというDさん。 皆さんも、身体に異変を感じた場合は、早めに専門家を受診しましょう。 今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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