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【第37回】私って痛い?キャラものやぬいぐるみ好きがやめられない!辛酸なめ子さんが解決【美人からの生相談】

  • 2023.10.6

漫画家・コラムニストとして大活躍中の辛酸なめ子さんのWEB限定連載! 美人たちから寄せられたリアルなお悩みに独自の視点でお答えします。→ 第36回もチェック♡

出典: 美人百花.com

【第37回】

キャラものや動物、ぬいぐるみ好きがやめられない!

「アラサーなのにキャラものや動物、ぬいぐるみ好きから抜けられません。周りから『痛い人』と思われていないか不安です」(ペンネーム:ヌーピー)

辛酸なめ子さんのアンサー
出典: 美人百花.com

キャラものやぬいぐるみ、動物がお好きとのこと。基本的に優しい方なのでしょう。また、昨今は推し活で、マスコットつきのキーホルダーや人形、ぬいぐるみを持ち歩く人も増えて、以前よりも不自然ではなくなってきたようです。

それでも、過度にモフモフ感やかわいさを求めてしまう場合は、心のどこかに淋しさがあるのかもしれません。もしくは自分もぬいぐるみのように愛される存在になりたい、という思いが……。そんな満たされない思いや淋しさがにじみ出ていると、人から痛いと思われてしまう危険性も。フラットな気持ちで、お気に入りの食器やインテリア小物と同じ感覚でぬいぐるみを扱えれば問題ないです。日本で大きなぬいぐるみを買い求めたジャスティン・ビーバーとヘイリーには、スターの孤独や、愛されたい欲求を感じますが、わかさ生活のキャラのクッションもセレブの邸宅に置かれるとおしゃれでアート感漂うアイテムに見えてくるから不思議です。痛さもなく、一周まわってハイセンスです。

ぬいぐるみから卒業したい場合、生きている存在に心のよりどころを求めるという方法もあります。例えば、ぬいぐるみ感があったり、お腹がぽっちゃりしてかわいい男性と付き合うとか。モフモフしていて純粋で愛情を求めてくる犬や猫を飼うとか。ぬいぐるみやキャラものより大切な存在ができると、自然と意識もそちらに向いてきます。

それでもぬいぐるみが好きな場合、長年かわいがっていると念がこもって魂が宿ったような存在感が出てくることがあります。そんな時は、お寺や神社の人形供養に出すのがおすすめです。形あるものとはいずれ別れがやってくることを忘れないでください。

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