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家も安全地帯ではない「殺されるかも…」恐怖の瞬間を漫画で振り返る

  • 2023.10.6

以前、1人暮らしをしていたイラストレーターのオキエイコ(@soroe.handmade)さんは、ある日家で友人と電話をしていました。家の中にいる安心感からか、窓のカギをかけていなかったところ、そこから突然見知らぬ人が侵入してきたのでした。誰にでも起こりうる身の危険は突然やってきます。防犯対策について考えさせられるオキエイコさんの実体験を紹介します。

家で彼と電話をしていただけなのに、いきなり恐怖に襲われることになってしまったオキエイコさん。恐怖の心情について漫画内でも「もしかして殺されちゃう?」と表現しています。

家も決して安全ではなく、戸締り状況や防犯意識によっては危険にさらされてしまうことがあります。犯人が100%悪いのですが、怖い思いをしないための対策は必要であると感じさせられるシーンですよね。

性被害について社会全体で考えていきたい

『知らない人が家に入ってきた話』の著者であるオキエイコさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「お恥ずかしながらあの事件の1秒前までは、自分がこんな事件に巻き込まれるなんて考えた事もありませんでした。

でもそれはきっと、この文を読んでくださっている皆さんの多くにとってもそうだと思います。まさに1秒後、あなたのその後ろの窓から変質者が入ってくるなんて、想像できますか?そのくらい『事件』は突然やってきました。

性被害は人に相談しにくく、相談された側もどう応えていいのか回答が難しい。『なかったこと』にされることも少なくないと思います。

だからこそ、声をあげてもいいことを伝えたくてこの漫画を描きました。人に伝えたい、というより、自分自身に言い聞かせたいという側面が強かったです。

老若男女関係なく、被害者にも加害者にもなってしまう可能性がある性被害。なので誰が読んでも読みやすく重くなりすぎず、でも伝えたいことが伝わる漫画を心がけました。性被害に興味のない層の方にも読んでいただき、社会全体でアンテナを張っていただけたらと思い描かせていただきました」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

著者:ママリ編集部

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