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ウォン・ジョンヨの【小顔メイク】!トップアイドルが虜になる理由とは?

  • 2023.10.7
韓国のトップアイドルのメイクを多数担当!

メイクアップアーティスト

ウォン・ジョンヨさん

TWICEをはじめ、韓国のトップアイドルや人気女優から絶大な支持を得る。濃く見えないのに明らかに顔が美しく変わるアイドルメイクが大得意。プロデュースしたコスメブランド「ウォンジョンヨ」も完売続出の人気ぶり!

色、質感、入れる場所の最適化で立体小顔を叶えます

目標にすべきは、肉眼で見たときに自然で、あたかも素顔そのものがそうであるような立体感。そのために、使うハイライトやシェーディング、チークはのせる場所、欲しい効果に合わせて色や質感の異なるアイテムを複数使いするのがおすすめ。さらにそれを適材適所に最小限で入れることで、立体感とリアルな小顔がつくれます。

◆色より質感でメリハリをコントロール

「私がアイドルにメイクするとき、わかりやすい色を濃く重ねることはしません。特にツヤや影はかなり薄く、その場所に適した質感で、ハリを出したり引き締めるのがセオリーです」

◆量は本当に少しずつ! ほとんどの人がつけすぎです

「どのアイテムも全部、塗る量は必要最小限が鉄則。塗りすぎると、もともとある立体感も損なわれるし、厚みで凹凸になることも。アイドルメイクの流行りも、そばかすなどはあえて残すくらい、自然な透け肌が人気」

◆一番意識しているのは“童顔”に寄せること

「パンとしたハリがある、変に削げていない、必要なところにツヤがちゃんとある。こういった、若さというよりもイキイキとした状態を、メイクで引き出せるように心がけています」

◆生活する中で不自然に見えない陰影を意識

「どんなにシャープな小顔に見えたとしても、横を向いたらシェーディングがくっきり分かっちゃう……ではダメ。360度どの角度から見てもバレないように、肌に溶け込む陰影であることが大事」

◆メイク前の“熱を下げる”スキンケアも欠かせません

「崩れ防止にはメイク前に丁寧にスキンケアするだけでなく、“肌の熱”を下げることが必要。頬、額、こめかみ、口元などをコットンパックで水分補給しながらひんやりさせて」

ウォンジョンヨ モイストアップ レディスキンパック
ウォンジョンヨ モイストアップ レディスキンパック

¥1815/Rainmakers

ウォン・ジョンヨ先生のメイク前の肌熱ダウンテクが再現できる四角形のマスク。極薄シートで潤いチャージ。

【ウォン・ジョンヨ流】立体フェイスメソッド

ナチュラルなのに明らかに変わる! 魔法みたいなウォン・ジョンヨ先生の立体小顔をつくり出すための極意とは? まずは最初に覚えておくべき4つのセオリーを紹介します。

三吉彩花さん
凹んだ部分の影に明るさを足してボリュームアップ

「立体小顔のためには、ただシャープに見せるだけではダメ。ほうれい線、頬骨の下のこけた部分、眼球の上のくぼみといった大人になると発生しやすい影に、ツヤツヤすぎない光で明るさを足してボリュームを注入しましょう」

\ボリュームを出す部分/

ボリュームを出す部分
丸顔は上に、面長は下に目線が行かないように印象を操作

「その人の雰囲気にもよりますが、丸顔の場合は目の縦幅を広げてフェイスラインのもたつきから、面長の場合は目を横長に見せることで顔の下半身の長さから、それぞれ目線を逸らさせるようにメイクで印象操作を行います」

シェーディングは“卵形”からはみ出る部分のみに薄ーく

「撮影や舞台であればシェーディングを濃く入れるのもアリですが、リアルでは認知できるほどの濃さはNG。まず顔の中に理想の卵形を想定し、そこからはみ出る部分に淡い影色を大きなブラシで薄くぼかすのみに。あとは光と影のメリハリでシャープさを演出しましょう」

立体感の要はブラシ!

「狙った部分に欲しい量だけのせられるから、韓国では指よりブラシ塗りが主流。私の場合、ふわっとのせたり、ピンポイントで効かせたりなど、同じアイテムでも欲しい効果別にかなり細かく使い分けています。ストロークも触れたかどうかわからないくらい繊細に、少しずつのせるのがポイントです」

立体感を出すための
\ブラシはこんなにたくさん!/

立体感を出すためのブラシはこんなにたくさん!

撮影/岩谷優一(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) メイク/ウォン・ジョンヨ ヘア/金澤美保(MAKEUP BOX) スタイリング/加藤理奈 モデル/三吉彩花 イラスト/もちづきいずみ 取材・文/中川知春 構成/渡辺瑛美子

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