【なでしこ】主将「熊谷紗希」とはどんな人？仲の良い人は？…"チャンピオンズリーグ5連覇"チームの主力…！！

なでしこジャパンは、2/8（火）パリオリンピック出場を懸けた最終予選に挑むメンバーが発表されました。
東京五輪では、準々決勝に進むも惜しくも敗退。2012年の準優勝を超える初優勝を目指し、まずは出場権獲得に挑みます。

そこで今回は、なでしこジャパンで活躍する選手紹介をシリーズでお届け！
本シリーズでは、プレースタイルなどの"選手"だけではなく、世界で活躍するあの選手の意外な一面をご紹介いたします。

第2回は、13年間も欧州のトップレベルでプレーし続けるなでしこジャパンの頼れる主将「熊谷紗希」選手です！

北海道札幌市で生まれ、小学3年生のときに本格的にサッカーを始めました。高校は女子サッカーの名門・宮城県仙台市の常盤木学園高校。在籍中に全日本女子ユース（U-18）選手権3年連続優勝を達成しました。しかも、勉学の成績上位者を集めた特別クラスで学んでいます。

卒業後、2009年に浦和レッドダイヤモンズ・レディース（現・三菱重工浦和レッズレディース）に加入。筑波大学に通いながら、1年目から活躍しリーグ戦優勝に貢献しました。

FIFA女子ワールドカップドイツ2011でも若くして活躍。見事、世界一に輝きました。大会直後に1.FFCフランクフルトに海外移籍を果たします。

ドイツでの活躍が認められ、翌年にフランスへ渡った熊谷選手。世界最強といわれるオリンピック・リヨンで8年間プレーしリーグ戦優勝7回、カップ戦優勝6回を達成します。各国のチャンピオンが集まる、UEFE女子チャンピオンズリーグは5連覇しています。

2021年から2年間はドイツに戻り、名門・バイエルン･ミュンヘンでプレー。リーグ戦を優勝しました。2023年からイタリアの ASローマでプレーし、現在、首位を独走中です。華麗な経歴は、まさに優勝請負人ですね。

頭脳明晰な「もの言う主将」として、長くなでしこジャパンを支えてきました。それだけでなく、⼀般社団法⼈なでしこケア（女子サッカー選手が自主的に社会貢献活動を行うプラットフォーム）の代表としても活動。そして、選手の声の代弁者として国際プロサッカー選手会（FIFPro）でも積極的に発言しています。

ピッチの内外で仲間からの信頼が厚い熊谷選手です。

2012年ロンドン五輪の準優勝を超える、初優勝を目指すなでしこジャパンは、パリ五輪をかけて朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦に挑みます。

出場権獲得を、国立競技場で果たせるのか！熊谷選手はどのようなプレーを魅せてくれるのか！
非常に楽しみですね！

※日本サッカー協会への許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。
※本記事は2/22日に執筆時のものです