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2020年代のNPB「打率」ランキング!3位「宮崎敏郎」、2位「近藤健介」を抑え、"圧倒的"に1位を獲得したのは?

  • 2024.1.10
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写真:PIXTA

"強打者"のバットから生まれるホームランは、球場にいるファンの興奮が最高潮になるこの瞬間は、プロ野球観戦の醍醐味の1つといえますが、ヒットを量産する"好打者"もプロの技が光る、見どころともいえます。

2020年に入ってからは、プロ野球の投手の質が格段に上がり、山本由伸投手がドジャースと12年総額3億2500万ドル(約455億円)など、世界的に見ても日本の投手がハイレベルなことが分かります。
そのハイレベルな投手たちを相手に、毎年高打率を残し続けられる選手は一握りであり、現代野球では至難の技でもあります。

"優秀な打者"のひとつの指標である「打率」を、本記事では注目し、2020年代で"最もいい数字”を残した選手をランキング形式でご紹介します。

果たして、2020年代の最強アベレージヒッターは誰なのか?早速見ていきましょう!

2020年代の打率TOP15

X(Twitter)でプロ野球の独自データを配信する、つばめ(@chikupn2896)さんが算出したデータを見ていきましょう!

1位に輝いたのは、ボストン・レッドソックスの「吉田正尚」選手でした!
2018年に不動のレギュラーに定着すると、メジャーに挑戦する2022年までの5年連続で3割以上を記録し、2度の首位打者(2020,2021)を獲得しました。
2023年に開催されたWBCでも、全試合に出場し打率.409を記録。大会記録を更新する13打点もマークしました。

第2位は、福岡ソフトバンクホークスの「近藤健介」選手!
日本ハム時代から安打製造機として知られ、首位打者の獲得こそ経験がないものの、プロ通算打率.306と毎年安定してヒットを量産しています。
2023年シーズンには、本塁打王、打点王の2冠と長打力も増し、打率は2位と惜しくも三冠王に届きませんでしたが、日本を代表する打者として名前が挙げられます。

第3位は、横浜DeNAベイスターズの「宮崎敏郎」選手!
独特な打撃フォームから、広角に打ち分けるバットコントロールは、同じプロ野球選手からも度々称賛されており、また三振数も少ないのが特徴です。社会人から入団し、初の規定打席到達もプロ5年目と遅咲きながら、2023年シーズンには、2位と2分差をつけて、圧倒的な打率で、2度首位打者を獲得するなど、今も衰えを知りません。

2020年代もまだ4年が経過したのみ。新たなヒットメーカーが生まれるのが楽しみですね!


データ提供、協力:つばめ(プロ野球データ・アーカイブ
アナリスト(非スポーツ分野)として働く傍ら、趣味でプロ野球データを集計・発信を行う。
知っていると楽しくなるデータを、わかりやすく伝えることを心掛けたXでの投稿は人気が高い。


※本記事は、2024年1月5日執筆時のものです

※本記事は提供者のデータをもとに作成しています。なお、提供者への許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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