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大谷で10人目!ドジャースに所属したことがある日本人戦選手全員言える?

  • 2023.12.15
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写真:PIXTA

ロサンゼルス・ドジャースは12日に大谷翔平選手と契約合意したと正式に発表し、15日に入団会見を行いました。
アメリカでも注目となっていた大谷翔平選手のFA先ですが、契約額だけではなく、約90%近くが契約終了後に支払われるといった契約内容は驚きをもって伝えられました。

また日本の野球ファンも"ドジャース"の名前は聞き馴染みがあるのではないでしょうか?

それもそのはず、なんとこれまでドジャースに所属したことがある日本人選手は大谷選手が10人目と、多くの日本人メジャーリーガーがドジャースでプレーしていました。

日本人選手が、初のメジャー挑戦をスタートさせる球団としてドジャースが多いのです。

今回、歴代所属選手10名を一気に振り返り!みなさん全員覚えていますか?
ドジャースでの通算成績と共に見ていきましょう。

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写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

①野茂英雄

在籍:1995〜1998、2002〜2004
前所属球団:近鉄バファローズ

ドジャース通算成績

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入団初年度から新人王最多奪三振を獲得するなど大活躍し、1996年にはノーヒットノーランを達成。球場が狭く、高地のためボールも飛びやすい打者天国として知られるクアーズ・フィールドでのノーヒットノーラン達成者は、現在もメジャー史上野茂選手のみが達成した記録です。

投手として大活躍した野茂さんですが、実は打撃部門の"日本人初"の記録を多く保持しています。
二塁打、三塁打、本塁打、打点、犠打、犠飛、得点、盗塁はすべて野茂さんが初の記録です。

②石井一久

在籍:2002年〜2004年
前所属球団:ヤクルトスワローズ

ドジャース通算成績

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初先発から6連勝を飾り、前半戦だけで11勝を挙げるなど大活躍するも、ピッチャーライナーが頭部に直撃し、頭蓋骨の亀裂骨折をするなど不運に見舞われた。
在籍した3年間すべてで貯金を作り、2002年には野茂英雄と2人で30勝を挙げるなど、日本人コンビがエース級の活躍を見せました。

③木田優夫

在籍:2003年〜2004年9月
前所属球団:オリックス・ブルーウェーブ

ドジャース通算成績

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ドジャースと契約するも、交通事故による全治6週間の怪我を負い出遅れ8月にメジャー昇格。2年間で6試合登板とインパクトを残すことはできませんでした。

④中村紀洋

在籍:2005年
前所属球団:近鉄バファローズ

ドジャース通算成績

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ドジャースでは初の日本人野手でしたが、わずか17試合のみの出場で、シーズンの大半をAAAで過ごしました。

⑤斎藤隆

在籍:2006年〜2008年
前所属球団:横浜ベイスターズ

ドジャース通算成績

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36歳でメジャーに初挑戦。2006年にはリリーフでサイヤング賞の投票で8位に選出されるなど大活躍。2007年には37歳にして99mph(約159km/h)を計測し、これは当時の日本人最速記録でした。
3年間で180登板するなど、リリーフエースとし活躍しました。

⑥黒田博樹

在籍:2008年〜2011年
前所属球団:広島東洋カープ

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メジャー最強左腕のカーショーとの熱い友情物語も有名ですが、2009年には日本人3人目となる開幕投手を務めるなどチームの主力投手として4年間貢献し続けました。
負け数が先行しているものの、FAになった際には「援護が少なく、勝利数が伸びなかっただけ」「過小評価されている」と、高評価を受けていました。

⑦前田健太

在籍:2016年〜2019年
前所属球団:広島東洋カープ

ドジャース通算成績

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メジャー挑戦初年度から、リーグ5位タイとなる16勝を挙げ、新人王の最終候補まで残りました。
2018年、2019年は、先発と中継ぎの両方でチームに貢献し、2年連続でワールドシリーズに進出するもどちらも敗退という結果に。
2017年は、ワールドシリーズ第5戦で失点するまでポストシーズン7試合連続無失点を記録するなど大活躍のシリーズでした。

⑧ダルビッシュ有

在籍:2017年7月〜2017
前所属球団:テキサス・レンジャーズ

ドジャース通算成績

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ポストシーズンでは、のディビジョンシリーズのダイヤモンドバックス戦で5回を2安打1失点7奪三振、チャンピオンシリーズのカブス戦で6回1/3を6安打1失点と好投し、チームのワールドシリーズ進出に貢献するも、アストロズとのワールドシリーズでは、2度の登板機会で、第3戦では1回2/3を6安打4失点、第7戦では1回2/3を3安打5失点と打ち込まれ敗戦投手となってしまいました。

しかしこのシリーズは後に、優勝したアストロズのサイン盗みが発覚するなど、後味の悪いワールドシリーズとなってしまいました。

⑨筒香嘉智

在籍:2021年5月〜2021年8月
前所属球団:タンパベイ・レイズ

ドジャース通算成績

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移籍当初は積極的に起用されるも結果が出ず、6月にはふくらはぎの怪我で故障者リストに入りました。

⑩大谷翔平

在籍:2024年〜
前所属球団:ロサンゼルス・エンゼルス


ワールドシリーズ優勝7回を誇るドジャースですが、まだ日本人選手がドジャースでワールドシリーズ制覇を達成したことがありません。大谷選手がワールドシリーズ制覇できるかも楽しみですね!


※本記事は2023/12/15執筆の原稿です
※日付表記は日本時間です

サムネイル:PIXTA

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