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一番熱狂した「サッカーW杯の大会」ランキング!3位「ロシア大会」、2位「日韓大会」を抑えた圧倒的1位は?

  • 2023.12.7
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写真:PIXTA

初出場となった1998年のフランス大会から幕を開けた男子サッカー日本代表のワールドカップの歴史。

早いもので、昨年開催された「2022 FIFAワールドカップ カタール」から1年が経ちました

惜しくも史上初のベスト8進出はなりませんでしたが、強豪国を相手に数々の感動をファンに届けてくれました。特に今も記憶に残った瞬間の一つが、グループリーグ第3戦となるスペイン戦での三笘薫選手(ブライトン)が生んだ“三笘の1ミリ”による、田中碧選手のゴールではないでしょうか。

そのほかにも、過去のワールドカップでは数多くの印象に残る瞬間は多く存在します。

そこで今回はサッカーファン100名に「日本代表が出場したワールドカップで一番熱狂した大会」についてのアンケートを実施しました!

皆さんの心に深く残った大会は、一体いつなのでしょうか?3位からランキング形式で紹介します。

【第3位】ロシア大会(2018年)/ 11票

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写真:PIXTA

第3位は2018年に開催されたロシア大会です。

大会直前に解任されたバヒド・ハリルホジッチ監督に代わって就任した西野朗監督のもと、日本はグループステージ初戦で南米の強豪国であるコロンビアに2-1で勝利。2戦目はセネガルと2-2の引き分け、3戦目はポーランドに0-1で敗れましたがFPP(フェアプレーポイント)の差でグループ2位で見事決勝トーナメント進出しました。

ベスト16はFIFAランキングでも上位の欧州の強豪国ベルギーと対戦。

前半を0-0で折り返すと、日本は後半開始早々に原口元気選手、乾貴士選手のゴールで2点を先制する絶好の展開に。しかし、ベルギーの反撃に耐えていたものの続けざまに2点を失い同点に。勝負は延長戦へ。

そして延長後半アディショナルタイム、日本のコーナーキックからの14秒間のカウンターで逆転ゴールを許してしまい、試合は終了。

日本代表は惜しくもベスト8進出を逃してしまいました。このベルギーの決勝ゴールは「ロストフの14秒」として報道されました。

強豪国相手に終盤まで勝てると思わせてくれるとてもいい試合でした。また、負けはしましたがベルギーのカウンターは凄くとても印象に残っています。(28歳・男性)
2018年ロシアワールドカップの決勝トーナメントの初戦ベルギー戦。苦戦するだろうと思っていましたが、原口元気、乾選手のゴールで2-0になった時にもしかしたら勝てるかもと思いました。相手はタレント集団なのでなかなかゴールはできないと思っていただけに、2人のゴールには感動し、最後はベルギーの実力を認めざるを得ない展開となりましたが、ベスト8も夢ではないと思える試合です。(45歳・男性)

【第2位】日韓大会(2002年) / 15票

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写真:PIXTA

第2位は韓国と共同開催になった2002年の日韓大会です。

国内開催ということに加え、2回目の出場にして初の決勝トーナメント進出を果たしたことで日本列島が熱狂に沸く大会となりました。

初戦のベルギー戦では、2-2のドローで史上初の勝ち点を獲得。続くロシア戦では2試合連続の稲本選手のゴールを守りきり初勝利を飾りました。この試合のテレビ視聴率は日本スポーツ史上最高の66.1%を記録をしました。

3戦目のチュニジア戦も中田英寿選手などのゴールで2-0で快勝、グループステージを見事首位通過しました。しかし、ラウンド16では雨の中で行われたトルコ戦は、0-1で惜しくも敗れベスト16での敗退となりました。

実際に生で観戦し、稲本のゴールで興奮しました(47歳・女性)
セレッソ大阪のファンなので、地元の長居スタジアムで決めた、森島選手のゴールには感動しました(57歳・男性)

【第1位】カタール大会(2022年)/ 51票

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写真:PIXTA

全体の半数以上を獲得した第1位は、まだ記憶に新しい2022年開催のカタール大会です。

7大会連続7度目のW杯出場となった当時FIFAランキング24位の日本は、グループEで同11位のドイツ、同34位のコスタリカ、同6位のスペインという強豪国ひしめくグループリーグに。大方の予想ではグループリーグ突破は難しいというものでした。

しかし、蓋を開けてみると初戦のドイツ戦は見事な逆転勝利。続くコスタリカ戦では0-1で敗れましたが、勝てば突破が決まるワールドカップ優勝経験もあるスペイン戦で、日本時間の午前4時にキックオフとなったこの試合で再びサッカーファンに驚きと感動を与えます。

先制を許すも、後半に堂安律選手の同点弾と、大きな話題を呼んだ「三笘の1ミリ」からの田中逆転ゴールで勝利し、首位でグループステージを突破。ベスト8進出を果たしました。

ベスト8での相手は前回準優勝のクロアチア。前半に先制点を奪うも、後半に同点ゴールを許し、延長戦へ。延長線でも決着はつかず勝負はPK戦にもつれ込みます。このPK戦は1-3という結果で敗戦、ベスト8への壁にまたも阻まれてしまいました。

「結果次第で進出か敗退か決まる試合だったから凄いドキドキしながら観てた。三笘の1mmは人間の目では分からないくらい微妙だったから、ゴールが認められた時、みんなで盛り上がった」(30歳・女性)
「強豪のスペインを相手に最後まで攻撃を続けたので三笘薫選手と田中碧選手のスーパープレーが出たのだと思います。2対1で勝ちとても感動しました。その後、2人が同じ中学出身と知って震えました」(63歳・女性)
「絶対に勝てないであろうと思われた中でのまさかのリード。後半アディショナルタイム7分、ドイツの猛攻を必死に耐える日本代表選手全員のプレーが忘れられません」(42歳・女性)

2026年大会の開催地は北中米

現在、日本代表は2026年に開催される北中米大会のアジア予選を戦っています。

次回も私たちに大きな感動と勇気を与えてくれるはず。これからも日本代表を応援していきましょう。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2023年11月29〜30日
調査対象:全国の20~60代
有効回答数:100

※記載している回答は原文ママ

※サムネイル写真:PIXTA。記事内の画像はイメージを含みます。