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サッカー日本代表「歴代10番」ランキング!3位「ラモス瑠偉」、2位「香川真司」を抑え約60%の支持を得た1位は?【ファン100人に聞いた】

  • 2023.12.15
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写真:PIXTA

近年では「99」など、ゾロ目や大型の背番号を付ける選手が増えていますが、チームのエースであり象徴とする選手には「背番号10」が与えられることがまだまだ多いです。アルゼンチン代表のメッシ選手に代表されるように、「10」という重みのある背番号を背負い、試合を決定づけるゴールやアシストなど、試合の中で魅せるファンタスティックなプレーでファンを魅了し続けています。

サッカー日本代表でも、これまで時代を代表する多くのエースが10番を背負い、ワールドカップなどの大舞台で強豪国を相手に奮闘してきました。

ところで皆さんは、「日本代表の背番号10」と聞いて真っ先に思い浮かぶ選手は誰でしょうか?もちろん、その時代その時代で10番を背負う選手は素晴らしい選手ばかりですが、サッカーファンの心の中に強く残っている日本代表の背番号10をつけたことのある選手を100名を対象にアンケートを実施しました。

ランキング形式で発表していきます!

【第3位】ラモス瑠偉(9票)

第3位は、ラモス瑠偉選手でした!

ブラジル・リオデジャネイロ出身のラモスさんは、1977年に来日。16年ぶりにJ1に復帰した東京ヴェルディ1969の前身となった読売クラブに所属。93年に開幕したJリーグでは、ヴェルディ川崎(当時)の中心選手として三浦知良(カズ)選手らとチームの黄金時代を築きました。94年チャンピオンシップの対サンフレッチェ広島戦で決めたループシュートは、今なおJリーグの歴史の中でも伝説のゴールの1つです。

日本に帰化した後、日本代表としては国際Aマッチ32試合に出場。W杯アメリカ大会(1994年)に向けたアジア最終予選では「ドーハの悲劇」でワールドカップ出場はなりませんでしたが、得点力と卓越したパスセンス、そして勝利のためにチームメイトを鼓舞するメンタリティは今なおファンの心に深く刻まれていることがわかります。

やはり、Jリーグ元年の読売ヴェルディはスター選手が揃っていましたよね。そこでのラモス瑠偉は存在感もあったし、代表でも10番でしたよね。ドーハの悲劇も記憶にありますよね。(52歳男性)
日本にサッカー魂を植え付けてくれたカリスマ、いまだに彼を超える人物はいない(50歳男性)
ドーハの悲劇から、今まで日本代表を観て、一番10番が似合う選手。急に走り出してスルーパスを通すところが好きでした。(48歳男性)

【第2位】香川真司(19票)

第2位にランクインしたのは、香川真司選手でした!

2010年、セレッソ大阪からドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに移籍しセンセーショナルな活躍をし、欧州屈指の名門であるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍はサッカーファンに大きな衝撃と熱狂を与えてくれました。

日本代表には各世代で選出。A代表では現在まで97試合に出場。31得点を記録しています。ワールドカップは2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会に背番号10番として出場。ロシア大会のグループリーグ初戦のコロンビア戦では、自ら相手DFのハンドを誘って得たPKで先制点を決めています。

「キリンチャレンジカップ2019」を最後に日本代表からは遠ざかっている香川選手ですが、Jリーグでは今季34試合出場、2得点とまだまだ存在感を放っています。もう一度香川選手が日本代表で躍動する姿を見たいというファンも多いはずです。

日本代表が一番人気のあり、自分が好きだった時代に着けていたのが香川真司選手だったため。細かいドリブルで相手の隙間をスルスル抜けていくのが印象的でした。(26歳男性)
きめ細かいタッチ、狭いエリアでも巧みに交わす姿。見ていてとても楽しく個人的にとても好き選手の一人です。(29歳男性)
得点に関わる高い攻撃力と同時に、チームの攻撃を組み立てる展開力が魅力でした。ゴールもカッコいいものばかりで、特にコンフェデ杯のイタリア戦で決めたボレーシュートは印象に残っています。(29歳男性)
私と同年代でサッカー界が史上一番盛り上がっていた頃の10番です。香川さんと言えばドリブルがとても上手く、ジダンばりのマルセイユルーレットを決めていたのを思い出します。(35歳男性)

【第1位】中村俊輔(59票)

ラモス選手、香川選手を抑えて、なんと59票という全体の約6割という圧倒的な支持を集め1位となったのは最高峰のテクニックを持つ稀代のファンタジスタである中村俊輔選手でした!

桐光学園高校から横浜マリノス(当時)へと入団。その後、イタリアのセリエAのレッジーナ、スコットランドのスコティッシュ・プレミアリーグのセルティックFCなど海外でもドリブルや世界最高のFK名手の1人として活躍をしました。

日本代表としては98試合に出場。24得点を決めています。ワールドカップには2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会に出場しています。ワールドカップの予選やFIFAコンフェデレーションズカップ、アジアカップなど重要な大会で幾度となく決めた劇的なゴールはサッカーファンであればすぐに思い出せることでしょう。それ以外にも決定的なスルーパス供給や巧みなテクニックで相手をかわすドリブルなど、傑出されたテクニックは私たちに「俊輔がボールを持ったら何かが起こる」という大いなる期待感を抱かせてくれました。

ちなみに、12月17日(日)にはニッパツ三沢球技場にて中村選手の引退試合が行われます。日本代表として共に戦った選手がずらりと名を連ねており、中村選手の偉大さだけでなく、日本サッカー界への貢献の大きさを表していることは間違いありません。

フリーキックが印象的。天才的(40歳女性)
古き良きファンタジスタのイメージそのもので、ボールを持った時のワクワク感が好きでした。印象的なプレーはテクニカルなドリブルと正確なロングフィード、そしてフリーキックです。(41歳男性)
左足から繰り広げられる正確なパス、ゴールに吸い込まれるような芸術的なフリーキック(35歳女性)
独創的なパスや芸術的なフリーキックが好きでした。特にフリーキックの時は今の選手ではいないような安心感を感じていました。(41歳男性)
フリーキックの独特の蹴り方とボールの軌道が好きです。セルティック在籍時の中村が特に凄かったと思います。印象的なプレーは数えきれません。(45歳女性)

4位以下の選手とコメント

堂安律(6票)

サッカーに対してストイックなところが好き。(36歳男性)

結果はこちら

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アンケート結果を元に作成

アンケート結果を元に作成したグラフはこちら!

皆さんの予想は当たりましたか?サッカーファンを魅了する10番を背負う選手にこれからも熱い声援を送りましょう!


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2023年11月28、29日
調査対象:全国の20代~70代
有効回答数:100

参考:JFA.jp

※2023年12月8日(金)時点での情報です。現役を引退している選手の敬称も「選手」で統一しています。記載している回答コメントは原文ママです。

※記事内の画像はイメージです。

※サムネイル写真出典:PIXTA